期中決算時点での現状を知る、一つの“ものさし”として、前年の期中決算の損益計算書を使って今回との比較をすることは重要です。 この会社は、売上高は、前年対比104.0%、売上総利益100.1%(小売業なので、売上総利益を付加価値と考えられる)ということがわかります。 売上が微増ですが、付加価値は増えていません。理由は、売上総利益率(付加価値率)が前年で40.5%から39.0%に減少しているからです。 どうして昨年と比べて売上が増えたか? 付加価値率が減ったのか? などなど、このページを使って原因と結果を確認することが必要でしょう。 また、販売管理費や、営業利益・経常利益などの比較も重要です。
|