経営者の問題は、決算書の中に全てあります。 第二次世界大戦後の日本で未曾有の災害となった東日本大震災は、被災地のみならず日本社会全体の抜本改革をもたらすものと予想されます。つまり、問われているのは「問題解決」と自らの変革力なのです。 企業経営においても、問題のない会社はないのです。会社の中は問題が山積です。厳しい不況が長く続けば、不景気が直接の原因で倒産すると常識的に誰しもが思いますが、実際はそうではないのです。 それでは、倒産の原因は何なのでしょうか?企業規模が小さいとか、業種・業態に関係なく、社内に起きている「問題」に見向きもしないで、片付けもせず、放置しているというたった一つの原因で倒産するのです。 ドラッカーも言っています。問題を先送りにして、解決を本気でしなかった経営者によって、会社は倒産していくのです。企業倒産の最大の原因は、自社の問題を掌握できなかった経営者にあるのです。 中小企業は何といっても経営者次第であり、経営者の「考え方・行動」が企業の全てを支配しているのです。その「考え方・行動」の結果が決算書に表れているのです。 経営者の問題は、決算書にあるのです。「決算をしない会社」はないのです。「決算こそ、経営者にとって意義深く、大事なこと」です。 「決算書」は経営者が 1年 365日 8,760時間 525,600分 31,536,000秒 の時間を会社の経営資源を有効に活用した成果を表しているのです。 経営者が「決算書」と向かい合ってみる。経営者である社長の思い・仕事ぶりにどのようなリスクがあるのかを知ることができるのです。ここに経営者の問題があるのです。 経営者の問題として知るには、「決算書」に表れた数字を数値化して経営に活かすための工夫が必要なのです。それが「決算診断」によって可能になるのです。 「決算診断」は、いわば会社の健康診断です。年に一度、会社の健康状態を把握し、問題があれば早い段階で対策を講じていけば、マイナスの要因がプラスの要因に代わり、経営の善循環へとつながっていくのです。問題を問題として捉えることが出来れば、解決の第一歩を踏み出せることになるのです。単純な数字の比較ではなく、数字を数値に置き換えて、昨年の自社と比べてどうか、同業他社の平均と比べて大きくかけ離れていないかなど、経営のバランスを見ることができるようになるのです。
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