企業経営者は、「リーダーシップ」と「マネジメント」により会社の経営を実行しています。その経営活動の結果が決算です。 決算書に一年間の活動の成果が反映されているのです。 決算書は、税務署、銀行に提出することは勿論、大事なものですが、何より重要なことは、経営者自身が、自社の経営状態を決算書から知ることです。貸借対照表の流動資産の中には、現預金、売掛金、在庫などが記載され、固定資産の中には、土地・建物や機械設備などが表示されています。しかし、そのような財産がお金を生むのではありません。お金を生むのは決算書の中には表示されていないのです。 どのような価値を持った商品を持っているか!どのような素晴らしい技術を持っているか!お客様からの信用・信頼はどの程度か!このようなものが、お金を生む源泉になるのです。新しい商品を作成するのも、技術や開発するのも、お客様と信用・信頼の関係を構築するのも、逆に信用信頼の関係を壊すのも、みな人なのです。人がすべてをつくっていることを忘れてはなりません。 経営は人なりです。その決断は経営者である社長が行います。社長に決断を促がしていく最大の経営情報が「決算書」です。今年の経営計画がどのような結果に終わったのか!「決算診断提案書」により、すべて分かります。6要素診断をよく見ることで分かります。 「決算診断」の重要なことは、「レールを敷く」「目標を決める」「脱線をチェックする」「優先順位を決める」「情報を共有化させる」などが決断されるのです。そこから、目標や事業計画そして、経営方針書が作成されるのです。決算こそ会社(経営者である社長)にとって「重要 な日」なのです。 また、「事前決算」も中小企業にとって重要です。 今まで、次のような経験をされたことはないでしょうか? 決算が確定されてから、
等々の決算が確定された時に、悩みが多くなる経験をされたことはないでしょうか。そのような悩みを解消されるために事前決算の実行を是非、お勧めします。決算月の3ヶ月ぐらい前に実施するのです。具体的には、「決算事前提案書」を活用して、安心経営の提案受けることをしてみてください。本決算であれ、事前決算であれ、決算書は会社を写し出す「鏡」です。 この機会に、社長の会社の決算書をよく、確認してみてください。
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