第24回 企業経営者に「決算書」の解説の「決算診断」を
何故、わかっていただきたいかの本当の理由

 一番目の理由は
 「決算書」は会社にとって、強烈な利害関係者である「銀行」と「税務署」に渡るからです。「融資」と「調査」に全く関心にない経営者はいないでしょう。
 「銀行」と「税務署」が自分の会社をどう見ているのかに、全く関心のない経営者はいるでしょうか?
 「彼らがどう見ているか」に無関心な経営者は、絶対にいないと言っても過言でもないでしょう。
 そこで、いままでずっと掲載してきました決算書の解説としての「決算診断」がとてもすごい意味を持つのです。
 「決算診断」と同じように「銀行」と「税務署」は会社の実態を見ているからです。
 「彼らがどう見ているか」を決算書が彼らに渡る前に、先回りをして、よく経営者がわかっておく必要があるからです。


 二番目の理由は
 「決算診断」は経営分析を基にした、言ってみれば「企業診断」ですから、自分の会社の強み・弱みが如実に現れます。
 一年に一度の経営活動の通信簿を見て、自分の会社の強みを伸ばし、弱みを克服する。そして新しい年度の一年の目標作りを必要としない会社はないでしょう。
 非常に大事なことは、「決算診断」でわかった自社の「経営課題」を顧問会計事務所のアドバイスをもらいながら、自分の会社をよくしていくための解決策を考えていくことです。
 自分の会社をよくしたくない経営者はいないと思います。
 よくしていきたいなら、もう一度、自分の会社の「決算書」から「決算診断」をしてどこに問題等がるかの検討を是非行ってください。


 三番目の理由は
 「決算書」は一般的に顧問会計事務所に依頼して作成等をしていただいています。
せっかく「決算書」を作成してもらって、それでおしまいでは勿体ないので、是非、顧問会計事務所へ「相談」をしてみてください。
 「決算書」を経営分析してもらい、自分の会社の強み・弱みはどうなのか?
また、経営課題はどこにあるのかについて、経営者の考えを話していってください。コミュニケーションを図っていってください。
 顧問会計事務所を有効に活用されてみてはいかがですか?
 是非、「決算書」の説明を「決算報告会」という形式で行ってもらったらいかがでしょうか?
まずは今度の決算の場で実践してみていってください。



 これらの3つの理由から「決算書」を解説する「決算診断」をよく経営者にわかっていただきたいのです。今後とも、経営者にとって有益な情報提供をさせていただきますので、よろしくお願いします。





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「決算診断」プロス
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