第147回 数字の裏には「人間ドラマと心の動き」が存在する
ークラウド会計の時代こそ人間的なアナログが重要ですー

(17.3.28)

(1) 「税理士や所員の方は、経済活動の結果としての数字を扱います」。
 「その数字の背景には様々な人間ドラマが存在します」。
  経営者、従業員、お客様、仕入先、外注先といった人々の間でコミュニケーションが行われ、やりがいを感じたり、不安や焦りを覚えたり、苦しかったり、嬉しかったり、興味や関心を覚えたり、納得できたりできなかったりといった心や感情の動きとともに、お金のやり取りという経済活動が起こります。つまり、経済活動の背景には人の心や感情の動きが存在します。
(2) そのため、税理士や所員の方が扱う数字は人の心や感情の動きによって生じた経済活動を、「会計」というルールに基づいて表現したものとなります。美術は目で見た物を表現するアート、音楽は耳で聞いたものを表現するアートであるように、「会計」は人の心や感情の動きによって行われた経済活動を数字を使って表現するアートです。
(3) これらの数字は主に過去の活動の結果を表します。その数字から会社の状況を分析し、未来の数字を良くしていくことが経営者やリーダーに求められます。その数字は人の心や感情の動きが伴うものである以上、数字が理解されるためには、人の心や感情の動きを良くしていかなければなりません。
(4) 数字と心はつながっています。
 売上という数字を伸ばそうとするのであれば、お客様の心や感情を理解することが必要となります。組織のパフォーマンスを上げようとするのであれば、経営者が従業員、上司、部下の心や感情を理解することが必要となる。であるならば、数字が理解されるためには、人の心や感情について、普段人々の間のコミュニケーションが必要となるのです。(「リーダーのための経営心理学」を参照)
(5) 「決算診断」は「数字と心」をつなげていくために作られたものです。
 「定量分析と定性分析」は、損益の原理を担っていくのです。「経営課題を社長と共に考える」とき、簡単でしかも経営者が気づかされ「深く、広く、未来へ」とつながっていくようです。

 「決算診断提案書」は社長の立場にたった「コミュニケーションツール」です。経営課題を社長と共に考える。社長に問いかける。
 是非一度、「決算診断」を体感してみてください。

  
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