第142回 会計事務所にはそれぞれの考え方がある
(16.10.25)
会計事務所にはこんな型があるのです。
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1.業務処理型の会計事務所(事務所中心の「価値戦略」です)
- ○ 「年次型」「所内型」「書類作成のみ型」が多い。
- ○ 「決算と申告のみ型」として、低価格で行なうのです。
「なるべく訪問しないこと」、「訪問しないから報酬は安い」 - ○ 「決算と申告のみ」について効率性を最優先に追究する。
- ○ 月次訪問ではないため、年商の大きい会社はリスクなのでやらない。
- 2.専門特化型の会計事務所(スペシャリスト型です)
- ○ 会計事務所の業務内容の中でも、「専門特化業務」と「やらない業務」
(例えば、会計顧問業務)をはっきりさせる。
相続、国際税務、公益法人、医療機関、飲食業、事業承継コンサル、税務調査・・・。
- ○ 会計事務所の業務内容の中でも、「専門特化業務」と「やらない業務」
- 3.経営支援型の会計事務所(お客様の立場になって考えます)
- ○ 税務・会計のみならず、経営をよくする「支援、サポート」をする。
- ○ 「経営支援」のやり方は、所長先生の考え方で「万流」です。
- ○ また基本的な考え方・やり方の「差別化戦略」であります。
- ・月次型 ― 月次会計
- ・訪問型 ― 現場を大事にする
- ・対話型 ― 社長とのコミュニケーション
これからの会計事務所で重要なことは、顧問先とのコミュニケーションです。
型がどうあっても、決算をしない会計事務所はないのです。
「決算診断提案書」は決算書の解説書の役割を持つ、「社長のための決算書」です。
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