第137回 「当たり前」を高める

(16.05.23)

 何ごとも厳しい時代です。この時代に成長するには「当たり前を高める」ということです。中小零細企業の経営者、大相撲やテニスや柔道、野球の選手たちも、誰でも実践可能なことであり、「高める」ことで勝利することになるのです。勝負で、よく8勝7敗、また7勝8敗、僅差ですね。しかし、8勝7敗を続けていけば優勝したり、横綱にもなります。反対、7勝8敗を続けていけばどうなるか。敗退し存続できなくなります。「1」こそ大事なことです。大変なことです。
 機械によって代えられる人間の仕事を「皆様も、どこかで見ていることと思います」。「AI 人工知能」技術革新が、すさまじい勢いの中で、人間しかできないと思われていた仕事が、ロボットなどに代えられるようになるそうです。その中で、「人工知能に代われる主な仕事」に、税務申告作成者、経理担当者などが入っているのです。「生き残る仕事」は、心理カウンセラー、「経営者」が入っているのです。経営者はロボットにはなれません。
 ある経営者がこんなことを語っています。「これまでも逆境を越えてきました。その経験から会社というのは、お金で損しても潰れません。やはり精神面です。経営者の精神が萎えた時に潰れるのです。」「みんな人間には運があるんです。それを活かすか!活かさないかの違いだけです。人間は諦めなければ、運が向いてくるんです!」と語っています。こういう意識は、人工知能の碁や将棋とは全く違い、「人間様」の意識は人工知能ではできないと思うのです。そこに「決算診断提案書」の知恵が出てくるのです。
 「何ごとも厳しい時代です」。会計事務所比較、税理士比較の始まりが「決算」です。会計事務所の基本は「税務・会計・診断」です。「決算診断」があってこそ、経営計画・経営支援・相続やM&A等で諸々の対話が出てくるのです。「決算診断提案書」は、経営の事実が数字として表されております。数字から見える事実と、社長がこの一年間の「実感」との差を社長に感じ取って欲しいのです。非常に大事なことは「経営課題を社長と共に考える」ことで、「8勝7敗」で「今年も良かった」と、社長と、握手をされるようにされたいのです。
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