第132回 自身の行動を振り返る

 いつの時代でも残念ながら企業の不祥事といわれるものは後を絶ちません。ここ最近でも、日本だけでなく海外でも、顧客に対しての裏切りともいえるような不祥事が報道されています。経営トップ自身が関与しているもの、たとえトップが関与していなくても社員を統制できずに起こってしまったものなど様々です。いずれにしても、一瞬にして顧客の信頼を失う結果となってしまいます。

 企業は経営者次第と言われます。経営トップである社長の考え方・行動が企業の運命を左右します。トップの思い・考え方・行動、それは経営理念です。経営理念が社員に浸透していくことで、判断基準となり、モラル・モチベーションが高まり、顧客満足度も高まり、生産性も向上していくのです。経営理念が会社の風土や企業文化を形成していくのです。

 ただ立派な理念を掲げていても、行動が伴わなければ意味がありません。社長の言動は多くの目から見られています。社長自らが率先垂範して示すことで社員にも浸透していきます。

 そのため、社長自身の考え方、行動はどうか、言っていることと行動のギャップはないか、振り返ることは大変重要です。

 自分自身を振り返り、チェックしてみてはいかがでしょうか。




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