第130回 後ろの怖い人

 松下幸之助氏は、経営者として大事なことは「自省の心」だと語っています。

「君、ナポレオンは100年か200年に1回しか出ない立派な人だな」
「はい」
「豊臣秀吉も100年か200年に1回の優れた人だな」
「はい」
「ところが2人とも末路は失敗したな。なぜだと思う?」
 言葉に詰まると、
「そらぁな、君、後ろに怖い人がいなくなったからや」

 幸之助氏は諭していたのです。経営者の力は強いが、人間は弱い。だから力を持つ人を見張り番に置く、後ろに怖い人が常にいることの必要性を説いたのです。

 経営者は孤独であり、意見を言ったり叱ってくれたりするような人はほとんどいません。その中で、正しい経営を行うためには常に自省の心を持つことが大切です。自分自身、経営者としての意識や行動が間違っていないか、後ろに怖い人を意識してみることです。

 自分自身の経営力を振り返りができるために最適な「マネージメント・パワー」があります。アンケートによる自己診断で、経営者として本来取るべき行動に対して現状はどうなのか、分析することができます。各項目に対して自省の心を持って自己評価し、明日からの行動を改めるキッカケとしていただけます。

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