第124回 「決算診断」は会社の全てを物語る!!

 企業の決算書とは、社長が自社の経営資源を一年間活用された経営成績と財務状態を表す成績表です。どれだけ儲かったかを表すのが損益計算書で、どれだけの財産状態にあるのかを示すのが貸借対照表です。そしてお金の一年間の動きに対応するのがキャッシュフロー計算書です。

 いったい決算書には何が書かれていて、何が書かれていないのかを経営者はこの厳しい経済・経営環境の中では知ることが大切になってきます。決算書に表されている数字は会社の本当の実力、価値、損益等の源泉を示しているのかを、考えていかなくてはならないのではないでしょうか。

 「企業は人なり」であり、「企業は経営者次第」といわれます。企業の営みは「ものをつくり、売り、管理する」を繰り返し行うことです。

 企業は、「利益を得るという目的のもとに」集約されるべき分業、統合された「仕事の集まり」であると同時に、感情のある生き物である「人間の集合体」であるのです。

 ですから、「決算書」のなかには「仕事の集まり」としての計算書類とともに、決算の客観的な概要を書き、そのあとに「感情を持つ人間の集まり」として、経営者の反省や本音を文章にしていくのです。

 決算書の裏側の「経営者や社員の意識や感情」がどうだったか、どのようにがんばったからこのような結果になったのかという本音の文章を残していくのです。

 「経営は数字なり」といわれますが、数字だけで経営がわかるはずがありません。「決算書」に表されている数字の背後にある、数字ではあらわしきれないものを、見ぬいていくことが経営には必要なのです。

 「企業は必ず決算をするのです」、「決算をしない企業はいないのです」。

 その決算に経営者は最大の関心を持っていくことが大切なのです。経営者が「決算書」を経営に活かしていくために「決算診断提案書」があるのです。決算診断は『会社の全てを物語っている』のです。


 決算診断によって過去を振り返り、分析することで現状を理解し、これからどうしていくかという目標・ビジョンを考えるキッカケとしてください。決算書を単なる税務申告のためだけにするのではもったいない。経営に活かせる決算にするために、是非「決算診断提案書」を体験していただければ幸いです。


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