今月からは、6要素から自社の経営改善をするための課題について、説明をしていきます。 まずは収益性です。 「収益性」とは会社が成長・発展していくために必要な収益が獲得できたかどうかを見ているものです。また、会社の存続、さらなる飛躍が遂げられるよう十分な収益を上げることができるかどうかの判断材料になります。 「収益性」を見るポイントは、以前解説欄で説明しましたが、
です。これらの判定結果によって「収益性の向上」を実現していくための改善課題で考えられるのは以下の通りです。
例えば、小売業の場合で、自社にとって収益性の判定からで、「来店頻度の増加」が課題であったとすると、以下のような検討項目が考えられます。 小売業「収益性向上」の改善課題(例)
決算書を分析・診断することにより、自分の会社の経営課題が明らかにされます。 是非、顧問の会計事務所にご相談してみてください。 次回は、「生産性の向上」を実現するための改善課題について説明します。
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