第101回 一流の中小企業経営者を目指す!!

一流の人に学ぶ「自分の磨き方」 スティーブ・シーボルド著 “一流の人に学ぶ「自分の磨き方」”(スティーブ・シーボルド著)の忍耐の中で、「二流の人」はすぐあきらめて挫折し、「一流の人」は忍耐強さを発揮して成功すると書かれています。企業経営者にとって参考になる内容です。

 「二流の人」は人生の目標をはっきり決めていないので、いろいろなものを追い求めてはあきらめて、やがてその生涯を終えてしまう。彼らには粘り強さが欠けているから、1つのことに長く集中できないのです。

 「一流の人」はいったん目標を決めたら、心の中にビジョンを思い描いて日々を過ごし、なんとしてでも目標を達成しようとします。この段階で成功はほぼ間違いないのでしょう。

 「二流の人」は「一流の人」の粘り強さをうらやましく思いますが、一流の人は自分の情熱にしたがって生きているだけです。彼らにとって、途中であきらめるという選択肢は存在しません。粘り強く取り組めば取り組むほど、勝利の確率が高まることを知っているからです。周囲の人にとっての驚異的な粘り強さに見えることでも、本人にとっては決意を行動に移しているにすぎません。

 「一流の人」は目標を細部に至るまで正確に定め、それを達成するために戦いを開始します。彼らの目的意識と粘り強さの組み合わせは、そう簡単にはつぶれません。

 「一流の人」は「絶対に途中であきらめない」と確信していますから、強靭な精神力で物事をやり遂げます。「二流の人」が懐疑的に見守る中で、「一流の人」は「絶対に勝つ」と信じて取り組むのです。この勝利への期待こそが、どんなに苦しくても粘り強く最後までやり遂げる原動力となるのです。

 栃木県足利市に生まれ、多くの人の心に感動の鐘を響かせた書道家で詩人の相田みつを氏の残した言葉に

道はじぶんでつくる
道は自分でひらく
人のつくったものはじぶんの道にならない

やれなかった
やらなかった
どっちかな

夢はでっかく
根はふかく

みつを

があります。中小企業は経営資源が豊かではありません。でも、トップである経営者の「一流の人」を目指す心意気によってどうにでもなるのです。絶対にあきらめない粘り強さが道を築いていくのです。

 そのために、常に自分を磨き高める努力を怠らずに日々の活動をしていってください。中小企業経営者にとってどのような努力をしていいていいかの指針になるものにマネージメント・パワーがあります。自分の今の経営力を自分なりに見つめていただき一流の経営者を目指してください。

 マネージメント・パワーでは、決算時に経営者が、現状の経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)をどのように評価しているか、数字では表せない経営力を8要素で診断します。自己診断で(1)社長自身(2)顧客(マーケティング)(3)商品(サービス)(4)人材(5)成長性(6)財務(7)経営管理(8)危機管理について改善すべき課題が明確になります。決算のタイミングで会計事務所にマネージメント・パワーを診断してもらい、新たな期にむけてどのように経営と向き合っていくかを方向付けし、「一流」の経営者を目指して経営力を高めましょう。




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