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健康経営銘柄2016が近々発表
(16/01/07)

 東京証券取引所は1月21日に、経済産業省と共同で、「健康経営銘柄2016」の発表会を開催する(主催:経済産業省、共催:東京証券取引所、協力:厚生労働省)。「健康経営銘柄」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいるとして選定された上場会社を言う。長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家に対して魅力ある企業として紹介するのが狙いだ。安倍内閣の日本再興戦略のテーマの一つである「国民の健康寿命の延伸」(2020年までに国民の健康寿命を1歳以上延伸)の政策の一環として実施される。

 昨年はアサヒグループホールディングス等22社が選定された。その22社のうち平成17年1月末時点で上場している企業の株価はTOPIXの推移よりも高い水準で推移している(こちらの18ページを参照)。つまり、健康投資に積極的な企業の株価は市場平均よりも高い株価を付けて推移していることになる。

 健康経営が高株価に結びつくのであれば、上場時だけでなく上場後も高い株価を目指したい上場準備企業にとっては是非実践したいところだ。何から手を付ければよいかわからないという上場準備企業は、まずは昨年の選定企業の選定理由をチェックするとともに、「企業の「健康投資」ガイドブック 〜連携・協働による健康づくりのススメ〜」の14ページ「我が社の健康経営チェック」(こちらを参照)を用いて、自社の健康経営に向けての取り組みを検証してみることから始めてみるのが良いだろう。



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