今回はCorprate Lawyer(企業弁護士)について説明させていただきます。 AIM上場準備、あるいは、追加増資などでは、企業側の弁護士とNOWADやBroker側の弁護士、両方が必要となります。海外企業、ビジネスや資産のほとんどを英国以外の地域に依存している企業などの場合は、デューディリジェンスや検証プロセスをサポートする地元の法律事務所が必要となってきます。その資格要件に関する特定のルールはありませんが、英国弁護士の場合であればコーポレートファイナンス法に精通していること、海外弁護士の場合はその国内で合法的に資格を取得していることが不可欠です。 法律事務所の役割 企業側の弁護士は上場プロセスの中で中心的な役割を果たし、企業や子会社の組織、上場や資金調達に関連する書類や役員の責任等についてアドバイスします。その主な役割は以下の通りです。
NOWADやBroker側の弁護士は、Admission Document、サポート書類の他にNOWADやBrokerが出す全ての投資事項に関する書類の見直しを行います。またNOWADやBrokerの代わりにplacingやintroductionに関わる契約、NOWADとBrokerとの契約等の交渉や草案の作成、NOWADがAIMルールを遵守しているか助言します。 AIMはロンドン証券取引所によって規制、運営され、AIM上場を目指す企業はロンドン証券取引所が作成したAIMルールを遵守することが求められます。AIMは成長企業のために創設された市場ですから、AIMルールは比較的、シンプルで明快に作られており、他の市場のルールと比較すると、上場要件も継続開示義務も緩やかな規制になっています。 そのようなAIM規制システムのバランスを維持しているのがNOWADシステムです。AIMルールは、・・・ この続きは「上場.com」の会員限定コンテンツとなります。続きはこちら。 |
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