第14回 『守備力』はこうして強化すべし!(その3)
貸借対照表(以下:B/S)は、その構造が分かってしまえばとても簡単に読むことができる。B/Sの単純な3つのカテゴリーを先ず理解しよう。
さて、自分が乗っている船(会社)のB/Sを読んでみよう。「どんな資産が、幾ら」あって、その資産を調達する為にどこから「お金を調達しているのか」を確認して欲しい。(2)と(3)でお金を調達して、(1)の形に変えて「事業」を行い、結果として(3)の「お金が増えたか?」、その流れが、社長(船長)のイメージとズレがないかを確認して欲しい。 船が沈む(会社が倒産する)時には、上記の流れに異常が生じる。だから本物の経営者はB/Sから目を離さない。早速、航海士である会計事務所と自社のB/Sについて話を始めよう! 「P/Lのプランニングではなく、B/Sのプランニング」に着手しよう。 |