経営情報活用
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中小企業の経営情報活用術

 中小企業をとりまく状況は年々ますます厳しい状況にあり、会社が抱える課題は多様化しています。様々な課題を解決するためには、経営者である社長自身が会社の置かれている現状を正しく理解しなければなりません。会社を取り巻く様々な外部情報を収集することも大切ですが、会社の実情がどのようになっているのか、経営者として自社内の経営状態を常に把握できる体制の整備が必要不可欠です。
 会社の実態数値となる決算情報を「経営」に役立つ情報として加工し、様々な角度から分析できる仕組みづくりの方法論をまとめます。
 会社の数値を対外的に知らしめる「財務会計」とは異なり、会社の経営に重要となる意思決定のために必要な情報を体系化する仕組みを「管理会計」といいます。中小小規模企業の社長が把握しておくべき情報の活用術を「管理会計」の考え方にそって以下のテーマで体系化します。
  1. 経営実態のとらえ方
    ・決算数値からとらえる「効率性・安全性・成長性」指標
     (総資本経常利益率、自己資本比率、売上・利益伸び率)
  2. 売上実態のとらえ方
    ・商品サービス別、販売先お客様別、部門地区別
    …(日次・月次・半期・年間別)
  3. 原価実態のとらえ方
    ・商品サービス別、仕入先お客様別、部門地域別
    …(日次・月次・半期・年間別)
  4. 経費実態のとらえ方
    ・各種科目別明細の部門別地区別
    …(日次・月次・半期・年間別)
  5. 利益実態のとらえ方
    ・粗利益、営業利益、経常利益…(実額推移、率推移)
    ・商品サービス別、販売先お客様別、地域別の見方
    …(日次・月次・半期・年間別)
  6. 経営計画を考える際に必要な情報
  1. 経営ビジョン、経営指針を考える際に必要な情報要因
  2. 販売方針を考える際に必要な情報のとらえ方…売上実態数値の活用
  3. 仕入方針を考える際に必要な情報のとらえ方…原価実態数値の活用
  4. 経費方針を考える際に必要な情報のとらえ方…経費実態数値の活用
  5. 利益方針を考える際に必要な情報のとらえ方…利益実態数値の活用
提 供
提供:(株)HFMコンサルティング


本田 伸孝

(株)HFMコンサルティング
代表取締役

【経歴】
根室市出身、北海道拓殖銀行入行、社団法人金融財政事情研究会入社、(株)金融財政総合研究所取締役就任、(株)HFMコンサルティング設立(代表取締役)

【専門分野】
事業再生支援実務、リスクマネジメント経営に関する実務、経営基本戦略策定に関する実務、IT技術を活用した経営情報システム開発


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