企業会計基準委員会(ASBJ)はこのほど、「顧客との契約から生じる収益に関する論点の整理」を公表した。これは、収益の認識、測定及び開示に関する論点を整理したもの。平成21年に公表した「収益認識に関する論点の整理」について更に検討をすすめるとともに、収益の測定や開示に関する論点も含めたものとなっている。 本論点整理では、収益の範囲、認識、測定、不利な履行義務、契約コスト、表示及び注記について総論的な論点を整理するとともに、個別論点として A.収益の総額表示と純額表示 B.製品保証及び製造物責任 C.カスタマー・ロイヤルティ・プログラム D.工事契約 E.損失リスクを伴う製品出荷 F.ライセンス供与及び使用権 G.返品権付きの製品販売 H.資産の販売及び買戻し I.更新オプションを伴う保守サービス について検討を加えている。 ASBJでは、3月28日までパブコメを募集している。 |
Copyright(c) 2011, 日本IPO実務検定協会, All Rights Reserved. Copyright SEIKO EPSON CORPORATION 2011, All rights reserved. |