目次 II-6


6 棚卸資産の評価方法の見直し

 企業会計基準委員会は、平成20年9月26日に、「棚卸資産の評価に関する会計基準」を公表しました。この改正で、従来認められていた「後入先出法」は平成22年4月1日以後開始事業年度から適用できないこととなりました。

 そこで、税制面でも、会計と税務を一致させるため、棚卸資産の評価について、所要の経過措置が講じられたうえ、選定できる評価の方法から後入先出法及び単純平均法が除外されることとされています。


 

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