厚生年金保険料の保険料率は、改正前は13.58%ですが、平成16年10月から毎年0.354%引き上げられ、平成29年9月以降は18.30%(上限)になります。
また、国民年金の保険料は、平成17年4月より毎年、月額で280円ずつ引き上げられ、平成29年4月以降は16,900円(月額)となります。
平成16年10月からの保険料率は、次のようになります。
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平成16年10月以降の厚生年金の保険料率 |
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平成16年10月〜平成17年 8月 |
1000分の139.34 |
平成17年 9月〜平成18年 8月 |
1000分の142.88 |
平成18年 9月〜平成19年 8月 |
1000分の146.42 |
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平成27年 9月〜平成28年 8月 |
1000分の178.28 |
平成28年 9月〜平成29年 8月 |
1000分の181.82 |
平成29年 9月以後 |
1000分の183.00 |
厚生年金保険の保険料は、月収(標準報酬月額)と賞与にそれぞれ料率をかけて計算されています。年収600万円(月収35万円、賞与年2回で180万円)の人の場合は、平成16年10月から毎月の保険料負担は約600円、1回の賞与で約1,500円、年間約10,000円の負担増(本人負担分)になります。
この負担増は今後13年間続くことになります。
自営業者や学生が加入する国民年金保険料も平成17年4月より毎年、月額で280円ずつ引き上げられ、平成29年度以降は16,900円(上限)となります。ただし、国民年金の保険料は賃金の伸び率に応じて変わりますので、引き上げ額は280円より大きくなることがあります。
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平成17年度以降の国民年金の保険料(月額) |
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平成17年度 |
13,580円 |
平成18年度 |
13,860円 |
平成19年度 |
14,140円 |
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平成27年度 |
16,380円 |
平成28年度 |
16,660円 |
平成29年度 |
16,900円 |
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