VI-4

４　譲渡所得の対象となる資産と対象とならない資産

資産とは、売買の対象として経済的に価値のあるものすべてをいいますが、その資産の譲渡が譲渡所得の対象となるか否かを示すと、次のとおりです。 譲渡所得の対象となる資産と対象とならない資産

資 産 経 済 的 価 値 の あ る も の す べ て	譲 渡 所 得 の 対 象 と な る 資 産	譲渡所得として課税されるもの（下記以外の資産） （所法３３）
		所得税の課税されないもの イ 　生活用動産（所法９九、所令２５） ロ 　強制換価手続等により譲渡された資産（所法９十、所令２６、所基通９−１２の２） ハ 　その他 ・国等に財産を寄附した場合（措法４０） ・国等に重要文化財を譲渡した場合（措法４０の２） ・物納による譲渡所得の非課税（措法４０の３）
	譲 渡 所 得 の 対 象 と な ら な い 資 産	棚卸資産、棚卸資産に準ずる資産、少額の減価償却資産	（所法３３、 　　　　所令８１）
		山　林
		営利を目的として継続的に譲渡される資産
		金銭債権	(所基通３３−１)