目次 I-3


3 申告事務の手順

 実際に確定申告事務が開始された場合には、次のような手順で、それぞれのチェックポイントを確認しながら申告事務を進めていくと、要領よく、ミスのない申告書が作成できます。

(1) 申告が必要かどうかについて判断する
何所得がいくらあるか
所得控除はいくらか
申告税額はないが、申告すれば税金が還付されるのかどうか
(2) 所得計算書の作成はどうなっているのか
(3) 申告書や税額計算書等は用意できているか
(4) 前年の申告書等の控えはもっているか

 (2)、(3)については所得の内容によって計算明細書、決算書、申告書、税額計算書等が異なりますので、どれに該当するかを判断し、用紙を的確に揃える必要があります。

 なお、申告書の使用区分については、<申告書使用区分判定表>によって、どの申告書や計算書などを用意すべきか判断してください。

 

目次 次ページ