II-Q15 |
Q15 役員退職金の活用 |
役員退職金は、その金額が過大でない限り、損金の額に算入することが認められています。したがって、役員退職金を支給することで、次のような効果を生むことができます。
一般的な算定方法として、功績倍率方式があります。 功績倍率方式とは、適正な退職金=最終報酬月額×在任年数×功績倍率でその役員退職金を計算する方法です。役員退職金が過大がどうかの判定は、一般に、同規模他社の功績倍率、退職に至った事情、在任中の功績等を勘案して行われます。したがって、過大役員退職金と判定されないためには、次のことに注意が必要です。
通常、功績倍率は2〜3倍程度なら問題ないようですが、絶対ではありません。
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