分かり易い会社は買い手が見つかり易い
後継者がいない方は・・・
5年以上前なら、後継者がいない小さな会社の最後は、「廃業」するしか選択肢がありませんでした。
従業員や関係者にピンチヒッター的に引き継いでもらうことはあっても、やはりそれは一時しのぎにしか過ぎません。
借金やリースの多い会社では「連帯保証問題」、儲かっている会社では高額な「承継対価問題」があり、正式なオーナーチェンジとはなりにくかったです。
しかし、今は違います。
小さな会社の引継ぎ支援として、「マッチングサイト」があります。
例えば、「バトンズ」や「トランビ」、「ビズリーチサクシード」などです。
後継者が見つかり易い会社
後継者不在で廃業するしかないか・・・と頭を過れば、是非上記のマッチングサイトに自社の内容をノンネームで掲載してみてください。
ほとんどのサイトが、売り手は無料で掲載出来ます。
過去に100件以上マッチングサイトに売り案件を掲載してきましたが、買い手が見つかり易い会社と、そうでない会社があります。
マッチングサイトを使ったスモールM&Aで、買い手である後継者が見つかり易い会社の特徴は、
・都市部の会社
・承継対価含む条件が低い会社
・属人性が多少でも和らいでいる会社
・業種や仕事内容が分かり易い会社
分かり易い会社は買い手が見つかり易い
これは多少仕方がないのかもしれませんが、明らかに田舎の案件より都市部の案件のほうが買い手が見つかり易いです。
また、承継対価が安かったり、社長マターの仕事が少しでも少ない会社も成約しやすい売り案件といえるでしょう。
更には、「業種や仕事内容が分かり易い会社」も、多くの買い手が現れやすいです。
逆にいうと分かりにくい会社は、どんなに内容がよくても買い手が集まりにくい傾向にあります(特にマッチングサイトでは)。
自社を分かり易い会社とするためには、決算書を分かり易くする必要があります。
例えば、管理会計的な発想で、補助科目を使って内容がわかるようにしたり、部門別会計を入れて部門ごとの業績を見える化したりすることなどがあります。
今回の内容を更に詳しく知りたい方は、下記セミナーにご参加くださいませ。
会社を高く売却するための「決算対策」とは?
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