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誰でも分かる!クラウドツール攻略への2ステップ!

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「バックオフィスクラウド化は待ったなし」において、

“経理業務を代行する場合に生じる課題は、会計事務所の人材不足や負担増加です。
その課題をクリアする為に、今後は単なる作業代行ではなく、
中小企業のバックオフィスクラウド化サポートへシフトしていくことが理想的です。”

とお伝えしましたが、今回は更に一歩踏み込んで、
バックオフィスクラウド化サポートを行う上で必要不可欠な、
クラウドツールの使いこなし方についてお伝えいたします。

■クラウドツールを使いこなす上で生じる課題

以前、バックオフィスクラウド化サポートに積極的に取り組む事務所へ、
クラウドツール活用の課題をお伺いしました。

一番多く挙がった課題が、クラウドツールに関するリテラシー不足でした。

そのため今回は、クラウドツール情報と、クラウドツールの選定基準についてお伝えさせていただきます。

まず、クラウドツール情報に関してですが、
価格、機能、連携状況の3軸でとらえることがポイントです。

この3軸でツールを比較することにより、
お客様の企業形態や、希望に沿ったクラウドツールを選ぶことができます。

また、現在は全てのクラウドツールがAPI連携できる訳ではありません。
従って、連携可能なツールを選択することで自動連携を活用できるようになり、事務所側の負担を減らすことが可能です。

ツール情報把握の次のステップは、クラウドツールの選定基準を設けることです。

実際にバックオフィスクラウド化サポートに成功している事務所へヒアリングしたところ、
 ①お客様のニーズを基準に選定する
 ②お客様の企業形態を基準に選定する
という基準を設定することが、成功のポイントでした。

①の具体例が、給与計算ソフトの選定です。

クラウドは便利なツールではありますが、
お客様が、データを紙で欲しい場合、緻密な給与体系設定を行いたい場合は、インストール型の方が適しています。

上記のニーズが無ければ、クラウド会計ソフトやクラウド勤怠管理ソフトと連携できるクラウドツールを選定すると、
よりバックオフィスの効率化を実現することができます。

②の具体例が、会計ソフトの選定です。

複合仕訳が多い場合はインストール型、
少ない場合はクラウドツールを選ぶ方が効率的です。

上記以外にも、打ち込み作業が多い場合はインストール型、
預金取引や振込入金といった自動取り込みが多い場合はクラウドツールの方が適しています。

中でもバックオフィスクラウド化サポートの実績が多い事務所では、
クラウドツールの組み合わせもパターン化しています。

■クラウドツールの今後について

今後は人手不足が深刻化し、より一層バックオフィス業務の効率化が必要となります。
それに伴い、事務所にとっても顧客にとっても負担の少ないクラウドツールの重要性が増すことが予想されます。

今後クラウドツールを使いこなすために、まずはツール情報を把握し、選定基準を設けてみてください。


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株式会社 船井総合研究所

株式会社船井総合研究所は、1970年(前身の日本マーケティングセンター)に創業し、今年2020年には創業50周年を迎えます。
当社の主力事業の1つとして士業支援部があり、士業事務所様向け(弁護士、税理士、司法書士、社労士、行政書士、土地家屋調査士)に経営支援サービスを展開しています。

最も得意な業績アップコンサルティングに始まり、マネジメントコンサルティング(人事評価制度、業務効率化、デジタル化支援、組織再編支援)まで幅広く手掛けております。

また、上記の個別事務所様向けのコンサルティング支援以外にも、ビジネスモデルごとに最新の成功事例の提供や、参加事務所様同士の情報共有を行う経営研究会を運営しております。

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2020.04.01 09:58:40