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責任の範囲を明確にする

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ある実験で、
1人、2人、3人…8人と人数を変えロープを引っ張ってもらいました。

すると、
1人でロープを引いた場合は63キロ
2人でロープを引いた場合は1人当たり53キロ
8人でロープを引いた場合は1人当たり31キロという結果になりました。

つまり8人で引いた場合は、1人だけで引いた時の力の半分しか出さなかった
という結果が出たのです。

大勢の人間が一緒だと、他の人に結果を委ねやすく、
誰かがやってくれるだろうという心理が働きます。

チームとして動く場合には仕事に取り掛かる前に、一人ひとりの責任範囲を
明確にすることが大切です。


責任の範囲を明確にすることで、自分のやるべきことに全うし
その結果、品質や業務スピードが上がり
生産性を高めることに繋がるのではないでしょうか。

執筆者情報

株式会社名南経営コンサルティング

1966年開業の佐藤澄男税理士事務所(現・税理士法人名南経営)を祖業としたコンサルティングファーム「名南コンサルティングネットワーク」の中核企業。ネットワークでは、経営に関わるあらゆる専門家を抱え、中堅・中小企業を対象に、企業経営をワンストップでサポートして信用・実績を積み重ね、多くのクライアントをもつ。総スタッフ数569名(2019年7月1日現在)。同社は生産性向上を目的に開発したクラウドシステムMyKomonを使った会計事務所支援のほか、戦略的経営計画策定支援などの経営コンサルティング、経営者・後継者・経営幹部の育成指導、人事労務コンサルティングを得意分野とする。

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ある実験で、1人、2人、3人…8人と人数を変えロープを引っ張ってもらいました。すると、1人でロープを引いた場合は63キロ2人でロープを引いた場合は1人当たり53キロ8人でロープを引いた場合は1人当たり31キロという結果になりました。つまり8人で引いた場合は、1人だけで引いた時の力の半分しか出さなかったという結果が出たのです。大勢の人間が一緒だと、他の人に結果を委ねやすく、誰かがやってくれるだろうという心理が働きます。チームとして動く場合には仕事に取り掛かる前に、一人ひとりの責任範囲を明確にすることが大切です。責任の範囲を明確にすることで、自分のやるべきことに全うしその結果、品質や業務スピードが上がり生産性を高めることに繋がるのではないでしょうか。
2020.09.30 11:38:33