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バックオフィスクラウド化は待ったなし

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経理が採用できません…!

経理代行をサポートメニューの一つとして打ち出す事務所では、
最近このようなお問合せが増えています。

「経理が退職してしまった…」
「経理を採用したが、想定よりレベルが低くて任せられない…」
「経理を採用しようとしたが、なかなか採用できない…」

このような企業をサポートできるのが経理代行です。
しかし、経理業務をそのまま代行する場合、
遅かれ早かれ出てくる課題は、作業代行を請け負う会計事務所の人材不足や負担増加です。

その課題をクリアする為に、今後は単なる作業代行ではなく、
中小企業のバックオフィスクラウド化サポートへシフトしていくことが理想的です。

多くの中小企業に必要とされながら、
多くの事務所がサポートできていない中小企業のバックオフィスクラウド化サポートは、
今参入のチャンスと言えます

バックオフィスクラウド化の成功事例

バックオフィスクラウド化が、中小企業にとって、また会計事務所にとって、
どの程度効果があるか、実際の事例をご覧ください。

【事例1】バックオフィスクラウド化で、経理担当者の削減に成功

(大阪・M税理士法人)
もともと経理担当者が4名いた企業より依頼を受け、
半年かけてバックオフィスクラウド化支援を実施した。

それにより、経理担当者を4名から2名へ減らすことに成功した。
元経理担当者の2名は営業担当へ役割を変更し、
会社としてより本業へ専念できる体制になった。

【事例2】クラウド会計への移行で、120時間の時間削減に成功

(東京都・M会計事務所)
もともと他事務所へ経理業務をアウトソーシングしていた中小企業より、
経理代行業務を受託した。(アウトソーシング先の変更である。)

以前経理業務を依頼していた会計事務所では、インストール型会計ソフトを使用し、
年間827.5時間かかっていたが、クラウド会計へ移行したことで、
年間706.8時間まで圧縮することに成功した。

【事例3】バックオフィスクラウド化サポートの商品化で、残業削減に成功

(愛知県・税理士法人A)
もともと経理代行業務を行っていたが、従来は作業代行が多く、
残業が増えて従業員の退職も発生してしまっていた。

しかし、バックオフィスクラウド化サポートを商品化し、
クラウドツールを活用した作業の自動化を進めたことで、作業削減&残業削減に成功した。

バックオフィスクラウド化サポートでは経理体制の再構築も行っており、
個人事業、小規模零細からの単純な作業代行の依頼ではなく、
大型顧客からの経理体制改善の相談・依頼が増加している。

バックオフィスクラウド化を進めるためのポイント

バックオフィスクラウド化の必要性はわかっていても、
なかなかクラウド化を進められてない…という事務所もあるかと思います。
中でも多いのが、「入力した方が早い」という従業員によるクラウド化への抵抗です。

その様な場合は、今後どのような事務所を目指していくのかをきちんと伝え、
その実現の為にクラウド化が必要である、ということを納得させることが必要です。

その上で、クラウドツール導入を進めること、
クラウドツールを活用することを事務所のルールとして変えていくことが、
バックオフィスクラウド化をスムーズに進めていくポイントです。

本日お伝えできた成功事例は極一部ですが、
バックオフィスクラウド化サポートに取り組んでいく事務所が集まる
経理コンサルビジネス研究会ではより多くの情報を共有しています。

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株式会社 船井総合研究所

株式会社船井総合研究所は、1970年(前身の日本マーケティングセンター)に創業し、今年2020年には創業50周年を迎えます。
当社の主力事業の1つとして士業支援部があり、士業事務所様向け(弁護士、税理士、司法書士、社労士、行政書士、土地家屋調査士)に経営支援サービスを展開しています。

最も得意な業績アップコンサルティングに始まり、マネジメントコンサルティング(人事評価制度、業務効率化、デジタル化支援、組織再編支援)まで幅広く手掛けております。

また、上記の個別事務所様向けのコンサルティング支援以外にも、ビジネスモデルごとに最新の成功事例の提供や、参加事務所様同士の情報共有を行う経営研究会を運営しております。

会計事務所様向けとしては、船井会計事務所経営研究会、創業支援ビジネス研究会、経理コンサルビジネス研究会、MASビジネス研究会、会計事務所相続研究会の5つの研究会がございます。

コンサルティングや研究会の詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。
会計事務所経営ドットコム:
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相続専門士業事務所経営ドットコム:
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2020.03.03 16:39:01