HOME コラム一覧 医療関係の関与先割合は7割!! グループ6社で万全のサポートを提供!!

医療関係の関与先割合は7割!! グループ6社で万全のサポートを提供!!

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 1985年に私が辻公認会計士事務所として開業し、2008年に税理士法人辻総合会計を設立しました。私含めて税理士は4名います。正社員は24名、パート(在宅勤務含む)は16名です。大阪市にある大阪事務所に30名、堺市にある堺事務所に10名勤務しています。税理士法人辻総合会計を中心に、辻公認会計士事務所、辻行政書士事務所、アシスト労務管理事務所、株式会社メディカル&アセッツ、株式会社マネジメントナウ、とグループ6社で事業を行っています。関与先は個人と法人合わせて400社ありますが、その内の約7割が医療関係のお客様です。ホームページでも謳っていますが、うちは「医療特化」の会計事務所です。もちろん医療関係しか関与しない訳ではなく、建設業や製造業のお客様も見ています。

 取り扱っている業務は、税務会計はもちろん、「経理代行」、「資産税」、「事業承継(M&A)」です。開業してから資産税に特化した形で仕事をしていたこともあり、資産税の割合を増やしていきたいと考えています。特に医療機関のM&Aには力を入れていきたいですね。また、従来からの「記帳代行」に「給与計算」を中心とした「経理代行」にも力を入れています。要は「記帳」業務だけでなく「経理」業務まで請ける幅を広げています。「経理代行」を請け始めたきっかけは、お客様からの要望が多かったことと、中小零細企業にとって経理要員を継続的に確保することが難しいと思ったからです。
 ただ、経理代行を請けるとなると、お客様からいただく資料の数はより一層増えます。もしかしたら今いる入力担当のパートさんだけでは追いつかないかもしれないという不安もありました。その不安を補うために、エプソンの「Weplatスキャンサービス」を利用しています。これは非常に便利で、レシートや通帳などをスキャナーで読み込み、その画像データを「Weplat スキャンサービス」に送信すると1営業日でエプソンの財務応援(会計事務所版)に仕訳になって取り込まれます。うちは入力担当のパートさん(記帳専門)がいるので、今のところ利用量は多くないですが、「経理代行」の要望も多い為、今後、どんどん利用していくことになると思います。

医療特化のきっかけは病院に勤務していた奥さんだった!?

 現在力を入れている業務は「医療承継」です。「事業承継」のお医者さん版ですね。承継する側は高齢のお医者さんで、承継される側は新規開業のお医者さんです。建物や設備、スタッフや顧客基盤をそのまま引き継ぐことになるので、M&Aという手段を使った承継です。双方どちらにもメリットはあるのですが、特に承継される側にメリットが大きいです。開業するとなると必ず開業資金が必要ですが、他業種と比べてもお医者さんは特に多くの資金が必要です。新規開業の場合、通常のテナント開業でも5,000万~1億円の資金が必要になります。その資金を調達してゼロから医院を作り上げるよりは、既にある医院を引き継いだ方が経営リスクが少なくて済みます。
 実は以前から “医院を引き継ぎたい” という相談を開業するお医者さんからいただいていましたが、希望の医院を見つけることはとても難しかったです。要望として一番多くいただいたのは “医院の大きさ” で、40坪以上の医院を探される方が多くいらっしゃいました。以前は40坪以上の医院が少なかったのですが、最近は40坪以上の医院で医療承継されたいお医者さんが多くなってきましたので、案件のマッチングが増えてきました。うちの場合は物件選定だけでなく、開業事業計画書の作成、内装・医療機器選定のサポート、増患・増収のサポートまで全て自社で提供しています。物件選定がスムーズに決まれば、その後のサービス受注にも弾みがつきます。医療承継案件は時間もかかり大変ではありますが、比較的受注単価が高いため時間をかけてもメリットは大きいです。その為、出来るだけ多く受注できるよう定期的に承継セミナー・新規開業セミナーを開催しています。また、今年の6月に「後継ぎがいない医師のための 絶対に後悔しない! クリニックの医業承継」という書籍も出版しました。内容の紹介は割愛しますが、私が培ってきたノウハウや多くの事例を盛り込みましたので、お医者さんや同業の先生方にも、ぜひ読んでいただきたいです。
 実は医療特化するきっかけは妻なんです。妻が病院に勤めていたのですが、縁あってその病院にお客さんになっていただきました。そのお医者さんが別のお医者さんを紹介してくださり、どんどん口コミでお医者さんが増えていきました。しかもほぼすべて新規開業するお医者さんで開業時は人手が足りないですから、税務会計以外のことも頼まれたりします。例えば忙しい院長に代わって、私がスタッフの採用面接を行ったこともありました。院長の様々な要望を聞き可能な限りお手伝いしてきた影響なのでしょうか、気づけば医療関係のお客様がここまで増えていました。

事務所の生産性1.5倍を目指して、今後も人材の採用を進めていく !!

 事務所の今後の方向性としては、「医療(特化)」、「事業承継(M&A)」、「コンサルティング」を中心に進めていきます。もちろん税務会計・経理代行・資産税も絡めてです。目標としては、一人当たりの生産性を現状と比べて1.5倍にしたいですね。現状が低いわけではないのですが、高単価の仕事を増やしていけば必然的に生産性は上がりますから。差し当たっての課題は、“人材の確保”です。会計業務を問題無く処理できる人材というよりは、お客様にサービスの提案ができるなど円滑なコミュニケーションが取れる人材がいいですね。理想の人材は獲得することは中々難しいでしょうが、諦めずに募集し続けようと思います。
 もちろん社内の業務効率も上げていく必要がありますので、今年からグループウェアを本格導入しました。顧客情報やスケジュールを共有し、社員の無駄な動きや時間を減らそうと取り組んでいます。他にもフィンテックやクラウドを活用して、どんどん効率化を図っていきます。
 やりたいことも多いですが、それらを実現するための課題も多いです。いま挑戦していることがすべてうまくいくとも限りません。ただ、挑戦を止めたら衰退するしかないですし、成長するためには挑戦するしか道はありません。社員一丸となってより一層精進し、これからも “医療業界に強い会計事務所” であり続けたいと考えています。

税理士法人辻総合会計

代表    : 辻勝
設立    : 2008年
従業員数  : 40名 ※パート含む
事務所   : 
【大阪事務所】〒541-0046 大阪市中央区平野町3丁目3番7号ニューライフ平野町101、102、206号
【堺事務所】〒593-8311 堺市西区上433番地8 バードヒル鳳 1階
URL    : https://m-assets.com
コンセプト :
私どもは、お客様への多様なニーズにお応えするため、各専門分野に特化し、タイムリーにサービスをご提
供致します。さらに、弁護士・司法書士・不動産鑑定士・社会保険労務士などの専門家とも業務提携し、
豊富な経験と組織力を活かしたサービス提供を行っております。

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 1985年に私が辻公認会計士事務所として開業し、2008年に税理士法人辻総合会計を設立しました。私含めて税理士は4名います。正社員は24名、パート(在宅勤務含む)は16名です。大阪市にある大阪事務所に30名、堺市にある堺事務所に10名勤務しています。税理士法人辻総合会計を中心に、辻公認会計士事務所、辻行政書士事務所、アシスト労務管理事務所、株式会社メディカル&アセッツ、株式会社マネジメントナウ、とグループ6社で事業を行っています。関与先は個人と法人合わせて400社ありますが、その内の約7割が医療関係のお客様です。ホームページでも謳っていますが、うちは「医療特化」の会計事務所です。もちろん医療関係しか関与しない訳ではなく、建設業や製造業のお客様も見ています。
2020.01.21 15:42:36