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カフェの開業資金はいくら?夢が実現する知恵のまとめ

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 カフェの開業資金は、一体いくらあればいいのか。目安を知っているか知らないかで、その後の行動が大きく変わってきます。カフェを経営する、という夢を実現するために知っておきたい開業資金の話をまとめました。カフェを開業するにあたり、一緒に考えておきたいライフプランの話も盛り込んであります。
 おいしいコーヒーを出したい。心を込めて焼いたお菓子を食べてもらいたい。そして、なによりカフェが好き!そんな人なら一度はカフェの開業を夢見たでしょう。もしくは、今、夢に向けてひた走っているかもしれませんね。でも、夢を現実にするには、ある程度のお金がないとできません。カフェの開業資金について押さえたいポイントをぎゅぎゅっとまとめました。

カフェの開業スタイル

 一口に、カフェを開業するといってもいろいろなスタイルが考えられます。ポピュラーなのは次の3つです。

移動カフェ

 厨房機器を導入するなどして車両を改造し、移動して飲み物や食べ物を売るスタイルです。フランチャイズ展開しているチェーンもあるので、本部からのサポートを受けたい場合は利用するといいでしょう。比較的低資金で始められます。

自宅カフェ

 自宅の一部を改装して、飲み物や食べ物をお出しするスタイルです。不動産費用がいらない、内装工事費も安く抑えられるなど、メリットは大きいです。しかし、家族のライフスタイルが激変する可能性もあるので、調整は必要でしょう。

独立店舗カフェ

 物件を借り、独立した店舗としてカフェを経営するスタイルです。内装も自分好みにカスタマイズできるので、自分が思い描く「おもてなし」が可能です。しかし、不動産費用、内装工事費が大きな負担になる場合がほとんどです。最初に、ある程度の資金を貯めておかないと経営は厳しくなります。

カフェの開業スタイル別、開業資金例

 それでは、カフェのスタイルごとに、どれほど開業資金がかかるのか、という例を見てみましょう。わかりやすくするために項目ごとの費用を表にまとめました。
 もちろん、ここで挙げた数字はあくまで一例であり、工夫次第でいくらでも調整できます。まずは、「こういう費用がかかる」というポイントの理解に役立てていただければ幸いです。

移動カフェの開業資金例

 移動式カフェを開業する場合の費用例です。

項目 金額(万円) 備考
車両費 200万円 車両取得費・改造費・厨房機器導入費の合計。
消耗品費 40万円 材料費、食器、包装資材などを想定。
広告宣伝費 10万円 ショップカード、チラシ、HP作成費用など。
運転資金 150万円 6か月分の売上を想定。
合計 400万円  

自宅カフェの開業資金例

 自宅を改装してカフェを開業する場合の費用例です。

項目 金額(万円) 備考
内装工事諸費用 300万円 10坪のスペースを想定。坪単価30万円として想定。
設備・備品導入費用 150万円 シンク、厨房機器、エスプレッソマシン、オーブン、空調設備、冷蔵庫、家具などを想定。
消耗品費 40万円 材料費、食器、包装資材などを想定。
広告宣伝費 10万円 ショップカード、チラシ、HP作成費用など。
運転資金 200万円 6カ月分の売上を想定。
合計 700万円  

独立店舗カフェの開業資金例

 独立店舗としてカフェを開業する場合の費用例です。

項目  金額(万円) 備考
敷金または保証金 15万円 東京都内、20坪ほどの物件を想定。家賃の1か月分。
家賃 180万円 家賃の1年分。
礼金 15万円 家賃の1カ月分。
仲介手数料 15万円 家賃の1カ月分。
内装工事諸費用 600万円 坪単価30万円で計算。
設備・備品導入費用 300万円 シンク、厨房機器、エスプレッソマシン、オーブン、空調設備、冷蔵庫、家具などを想定。
消耗品費 55万円 材料費、食器、包装資材などを想定。
広告宣伝費 20万円 ショップカード、チラシ、HP作成費用など。
運転資金 300万円 6カ月分の売上を想定。
合計 1,500万円  

カフェを開業する前に、考えておきたいこと

 カフェの開業資金を調達するにあたっては、事業計画をしっかり立てなくてはいけません。考えるべきポイントはたくさんあります。今回は、ライフプランという観点から解説します。

ライフプランと事業計画のバランス

 カフェを開こうとする人は、もともとカフェ巡りや料理、お菓子作りが好きという人が多いかもしれません。いわば、カフェをライフスタイルの一部に組み込んでいる人ともいえるでしょう。しかし、カフェの開業・経営だって立派なビジネスであることには変わりありません。どう事業計画を立てるかで、調達できる開業資金の金額も決まってきます。
 では、事業計画を立てるにあたって、重視しなければいけないのは何でしょうか。それは、「カフェを始めることで、どんな人生を手に入れたいのか」という思いかもしれません。つまり、カフェ開業後のライフプランです。カフェに限らず、新しくビジネスを立ち上げるのには、家族の理解が欠かせません。
 そこで、自分・家族のあるべき姿を思い描いたうえで、「あるべき姿を実現するには、いくら稼がなければいけないのか?」としっかり考えてみましょう。具体的には、次のポイントに気を付けてみてください。

ライフプラン策定のポイント
●自分、家族の将来の夢は?
●自分、家族が将来どういう生活をしたいのか?
●配偶者がいるならば、将来的にビジネスを手伝ってもらうつもりか?
●子どもがいるならば、将来の教育プランはどうなっているか?
●親が介護を必要とする場合、どういうケアプランを考えているか?
●自分自身、どう老後を考えているか?
●住まいはどうするか?マイホームを購入するか?賃貸か?

 自分一人ではわからない、という場合、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみてもいいでしょう。銀行、保険会社に相談すれば紹介してくれます。また、独立して事務所を営んでいるファイナンシャルプランナーでも、初回は無料(もしくは低価格)で相談を受け付けてくれる場合も多いので、一度問い合わせてください。

カフェの開業資金まとめ

 今回はカフェの開業資金についてご紹介しました。業態によって大きく変わってくることがわかりましたよね。また、カフェを開くことで自分や家族に与える影響が大きいこともわかったと思います。しっかりと考えて、夢を実現しましょう!

執筆者情報

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ENECHANGE株式会社

「エネルギーの未来を変える」をミッションに2015年に創業。個人向け・法人向けに電気・ガス会社の比較サイトを運営中。テレビ新聞、雑誌など、メディア掲載実績多数。法人向け切り替えサービスをご提案していただくパートナー会社さまも募集中です。

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2019.08.07 15:33:44