プレゼンテーションがうまくなるエレベーターピッチ
人前で話すことやプレゼンテーションは得意ですか?
この問いに、自信を持って「はい」と言える人は
少ないのではないでしょうか。
とは言え、普段人前で話す機会が少ないと、
人に物事を伝える技術を向上させるのはなかなか難しいので、
ある事務所では、朝礼で「30秒スピーチ」を行っているそうです。
15~30秒のスピーチは、「エレベーターピッチ」とも言われ、
シリコンバレーの起業家が広めたプレゼンテーションの極意です。
エレベーターの中で投資家と出会った起業家が、
限られた時間で効率よく自社やサービスをPRする方法として、
この名前が付きました。
確かに、多くの情報を入れて冗長的に話すより、
端的に話した方がポイントがわかりやすく、
結果として大事なことが相手の頭に残る、という経験は
多くの人がしていると思います。
試しに私もやってみたところ、
1つのテーマに沿って話をまとめると30秒に収められますが、
他の情報を入れてしまうと、30秒をオーバーしてしまいました。
コツとしては
・結論を最初に話す
・結論が導き出される理由を1~2点説明する
この2点に気を付けると、最初はうまくいかなくても
だんだんと上手になっていくようです。
「30秒スピーチ」を練習することで、
人前で話す時だけでなく、顧客対応や上司への報告なども、
端的にわかりやすく行えるようになるはずです。
先の事務所では、朝礼で「30秒スピーチ」をしたことで、
人前で話すことに苦手意識を持っていた職員も、
徐々に自信が持てるようになってきたそうです。
一度、「30秒スピーチ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。