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IT導入補助金でソフトウェアを50万円引きで買う

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「IT導入補助金」ご存知ですか?

昨年から始まった「IT導入補助金」、今年も4月20日からスタートしますが、中小企業の皆様ご存知ですか?

IT導入補助金とは、中小企業がソフトウェアやクラウド利用費等に投資する場合に、その投資額の1/2を補助してくれる制度(補助金上限50万円・下限15万円)のことです。

例えば、100万円の在庫管理ソフトウェアを購入する場合に、100万円×1/2=50万円の補助金を受け取れるということです、

この場合は結果的に半額でソフトウェアを購入出来たことになります。

誰でも補助金を受け取れる訳ではない

IT導入補助金は中小企業にとってお得な制度ということで間違いないのですが、誰でも受け取れる訳ではありません。

大きく下記3つの注意点があります。

1.IT導入支援事業者からITツールとして購入
2.買う時期
3.申請書の内容によって採択・不採択

IT導入支援事業者からITツールとして購入

「IT導入支援事業者」とは、事前にIT導入補助金の事務局に登録申請をし、承認を受けた事業者のことです。

まずは、皆さんが購入しようとしているソフトウェアの販売側の会社が、IT導入支援事業者かどうかを確認してください。

更に、IT導入支援事業者がそのソフトウェアを事前に「ITツール」として登録しておいてもらう必要があります。

IT導入支援事業者には、そのソフトウェアがITツールに該当するのかどうかも合わせて確認しておきましょう。

買う時期が決められている

今回のIT導入補助金は3次公募まで予定されています。

それぞれの公募によって、下記のようにソフトウェアを購入出来る「事業実施期間」が決められていますので、参考にしてください。

一次公募
交付申請期間 2018年4月20日(金)~2018年6月4日(月)<予定>
交付決定日 2018年6月14日(木)<予定>
事業実施期間 交付決定日以降~2018年9月14日(金)<予定>

二次公募
交付申請期間 2018年6月中旬~2018年8月上旬<予定>
交付決定日 2018年8月中旬<予定>
事業実施期間 交付決定日以降~2018年11月中旬<予定>

三次公募
交付申請期間 2018年8月中旬~2018年10月上旬<予定>
交付決定日 2018年10月中旬<予定>
事業実施期間 交付決定日以降~2019年1月中旬<予定>

※事業終了後の事業実施効果報告は、2018年度末(2019年3月末)から2022年度末(2023年3月末)までの5年間必要です。

※公募の回数は、原則として3回ですが、採択予定数に満たない場合には追加公募が実施される予定です。

申請書の審査(加点ポイント)

このIT導入補助金の特長としては、ソフトウェア等の購入側ではなく販売側であるIT導入支援事業者が、「補助金の交付申請や実績報告等の申請・手続きを代行してくれる」ことです。

購入側の中小企業の皆様の手間があまりかからないのは、良い点だと思います。

一方、申請すればすべての事業者が補助金を獲得できるわけではありません。
申請書は厳正に審査され、それによって採択・不採択が判断されます。

ちなみに、補助金申請における加点ポイントは、「おもてなし規格認証の取得」となっていますので、覚えておいてください。

最後になりますが、昨年と比べて「補助金上限額100万円→50万円」「補助率2/3→1/2」とされたのですが、「予算額100億円→500億円」とされましたので、補助金を獲得できる会社数は約10倍近くになるものと思われます。

中小企業の皆様で今年ソフトウェア等を購入予定の方は、是非、IT導入補助金にチャレンジしてみてください。

執筆者情報

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今村仁

マネーコンシェルジュ税理士法人 代表 

会計事務所を経験後ソニー株式会社に勤務。その後2003年今村仁税理士事務所を開業、2007年マネーコンシェルジュ税理士法人に改組、代表社員に就任。相続承継M&Aセンター株式会社、代表取締役社長。税理士・宅地建物取引主任者・CFP等

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2018.05.10 10:02:32