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ものづくり補助金・採択5ケ条

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ものづくり補助金の概要

2018年2月28日に、中小企業庁より「平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(ものづくり補助金)」の公募要領が発表されました。

ものづくり補助金は、おおまかには今年の8月ぐらいから年末にかけて、機械装置やソフトウェアなどの設備投資をする予定の中小企業が対象となります。

主な内容は以下となります。

(スケジュール)
公募期間・・・平成30年2月28日~4月27日
採択予定・・・平成30年6月中
投資可能時期・・・平成30年7月中旬ぐらいから12月28日(小規模型11月30日)
※5年間の報告義務有り(収益納付の可能性も有り)

(補助対象者)
日本所在の個人事業含む中小企業者

(補助上限額)
1,000万円ですが、小規模型は500万円

(補助率)
補助対象経費の1/2又は2/3

(補助対象経費)
機械装置費(ソフトウェアや工具器具含む)等

採択5ケ条

ものづくり補助金の採択率は、毎年概ね4割です。
昨年でいうと、15,547件の応募に対して6,157件が採択されました。
採択率は、6,157件÷15,547件×100%≒39.6%です。

今年は、1万件が採択予定なので、採択率4割で逆算すると、応募数は2.5万件ぐらいとなるでしょう。

採択率4割となるものづくり補助金を獲得するための5ケ条をつくりました。

1条 申請書を分かりやすく、詳細に書く
2条 不備なく申請する(添付書類等)
3条 数字の整合性はマスト
4条 認定支援機関の強力な支援
5条 加点要素を(なるべく)取る

申請書の書き方7つのポイント

上記の1条を更にかみ砕くと、下記となります。

1.補助事業の目的との整合性をチェック
2.自社の課題を確認
3.何をどうしてどうやって(手順)を書く
4.他社との違い・強みを活かす
5.市場分析
6.見やすさ(ビフォーアフター。写真や図解、小見出し・太字・下線も有効)
7.ストーリー性があるとベター

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https://www.money-c.com/subsidy/monohojo29hosei.pdf

執筆者情報

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今村仁

マネーコンシェルジュ税理士法人 代表 

会計事務所を経験後ソニー株式会社に勤務。その後2003年今村仁税理士事務所を開業、2007年マネーコンシェルジュ税理士法人に改組、代表社員に就任。相続承継M&Aセンター株式会社、代表取締役社長。税理士・宅地建物取引主任者・CFP等

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2018年2月28日に、中小企業庁より「平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(ものづくり補助金)」の公募要領が発表されました。ものづくり補助金は、おおまかには今年の8月ぐらいから年末にかけて、機械装置やソフトウェアなどの設備投資をする予定の中小企業が対象となります。主な内容は以下となります。(スケジュール)公募期間・・・平成30年2月28日~4月27日採択予定・・・平成30年6月中投資可能時期・・・平成30年7月中旬ぐらいから12月28日(小規模型11月30日)※5年間の報告義務有り(収益納付の可能性も有り)(補助対象者)日本所在の個人事業含む中小企業者(補助上限額)1,000万円ですが、小規模型は500万円(補助率)補助対象経費の1/2又は2/3(補助対象経費)機械装置費(ソフトウェアや工具器具含む)等
2018.03.16 09:10:48