HOME コラム一覧 月次定例の経営会議が顧問先を成長させる!

月次定例の経営会議が顧問先を成長させる!

post_visual

-経営計画は作成部分である-

 毎月、定例日に顧問先の経営会議に参加させていただいて思う事は、目標と実績を比較することの大事さ、経営予測の大事さ、資金の先行管理の大事さです。

 「経営計画書」が本物になるか、「絵にかいた餅」になってしまうか否かを、「経営者の覚悟」にされている事務所がまだ多いようですが、筆者は覚悟の問題ではなく、「システムの問題」ではないかと思います。

 財務会計と管理会計の結合、過去会計と未来会計との結合という「システム」が大事だと思います。

 つまり、予算・・損益計画と資金計画を立て、月次決算を行い、予算実績差異、決算予測、予想実績資金繰りに基づく月次定例の経営会議・役員会議、議事録作成という一連の流れが「経営計画の必要性」を呼び込むのであって、経営計画作成はその一連の流れの部分でしかないのです。

執筆者情報

profile_photo

代表取締役・税理士 今西崇男

株式会社プロフィット

会計事務所と顧問先向け支援コンサルティング業務
◎会計事務所向け業務ツール・販売
◎会計事務所向け教育・セミナー業務
◎会計事務所の顧問先向け月刊誌【ビジネス支援】企画・編集・印刷・販売業務
◎会計事務所向け各種研修ビデオ・DVD企画・製造・販売
◎士業向けセミナー業務・ツール企画・製造

この記事のカテゴリ

この記事のシリーズ

経営会議入門

記事の一覧を見る

関連リンク

経営会議入門一覧

税務・会計に関する情報を毎週無料でお届けしています!

メルマガ登録はこちら


コラム
/column/2017/img/thumbnail/img_10_s.jpg
 毎月、定例日に顧問先の経営会議に参加させていただいて思う事は、目標と実績を比較することの大事さ、経営予測の大事さ、資金の先行管理の大事さです。 「経営計画書」が本物になるか、「絵にかいた餅」になってしまうか否かを、「経営者の覚悟」にされている事務所がまだ多いようですが、筆者は覚悟の問題ではなく、「システムの問題」ではないかと思います。  財務会計と管理会計の結合、過去会計と未来会計との結合という「システム」が大事だと思います。 つまり、予算・・損益計画と資金計画を立て、月次決算を行い、予算実績差異、決算予測、予想実績資金繰りに基づく月次定例の経営会議・役員会議、議事録作成という一連の流れが「経営計画の必要性」を呼び込むのであって、経営計画作成はその一連の流れの部分でしかないのです。
2020.01.23 16:38:00