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今、中小企業が求めているのは「経営コーチ」の存在
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経営コーチコラム
ストラック図を利用した経営計画
日本経営コーチ協会 理事
税理士・経営コーチ 瀬尾 暁史
変動損益計算表を使った目標売上の立て方と利益を出す方法とは
(1)固定費の削減
(2)粗利益を上げる為に変動比率を下げる
(3)粗利益を上げる為に売上高を上げる
以上が一般的に言われていることです。
それでは、実際に目標売上の立て方はどのようにすればいいのでしょうか?
先ず、ストラック図を反対に書いてみましょう。
利益から売上を見ていき、経常利益の隣に2つの枠を設けます。(借入金返済高法人税等)そして、利益から税金を払った残りから借入金を返済しなければなりません。
その結果、借入金の返済資金を作る為にいくらの利益が必要なのか、その利益を得る為にはいくらの売上を目標にすればいいのかを考えます。
そこから、以下の数式を利用します。
借入金の返済高=要返済高−減価償却費
すると、現実味を帯びた数字になります。
ある程度の金額が見えて、分かってもらえれば、それだけで立派なコンサルになります。分かりづらければ具体的にさらに詳しい計画を立てると良いでしょう。
きっかけは小さくても、会社の為になる事を何か提案したいという姿勢を見せることが重要なのです。
瀬尾 暁史
(せお あきふみ)
瀬尾税理士事務所 所長・税理士・経営コーチ