【2016年7月 税務・会計・法律情報】
“発生主義”会計(13):現金支払の制限&手順

 2015/11月号で解説しました会計規定「高額な現金支払の制限」について、多数の方々から質問されましたので、『具体的な変更手順・方法』を説明します。

 なお、「1,000RMB超の支払」における例外事項は、具体的な内容を会計書籍にも記載されていますので参照してください。

 現在、上記の法規を無視して1,000RMB以上でも現金支払している中国法人や総経理からの質問になります。このような法人が、どのような修正手順にするかを提案します。

 最初の準備としては・・・

  • 現金銀行日報表』を作成させて、翌勤務日の10:00までに提出させます
  • 1001−01:現金−総経理】と【1001−03:現金−会計】で分離して管理します

  1. 月末に、翌月分として「4,000RMB」or「5,000RMB」を現金化します
  2. 封筒×4or5枚を用意して、各「1,000RMB」を入れます
  3. 毎週月曜日の午前に、【現金−会計】に封筒ごと今週分の「1,000RMB」を渡します
  4. 同時に、先週分の【現金−会計】残高として、全額を受け取ります

 以上の手順・方法によって、1,000RMB超の現金支払を不可能にできます。そして数か月後に、会計担当者や社員がこのシステム:精算方法に慣れて来たら、総経理は業務のチェックをするだけに変えて行きます。

 システムにおいては、『可能』化して構築する事が重要になり、教育や指導等よりも業務改善では最も有効で、素早い対応策になっていました。 つまり、人に頼らない!



OVTAアドバイザー  (F;記)