【2016年11月 上海事情】
日本式失敗事例

 中国;日系法人の失敗で、「本社側が主な原因」だった事例になります。

(1)意思決定が遅い!
 もちろん、意思決定に伴うその後の行動も更に遅れるために、交渉先や取引先に強く不信感を抱かせています。 簡単な事や少額ならば、現地に任せてください!
 世界中からの批判で、日系法人は『意思の決定が遅すぎます
(2)「検品や監査」がない?
 相手を信用するのは良い事であっても、検品や会計監査・内部監査等を”導入になると、『泥棒に追い銭』と甘く思われて「寄付行為」と判断されています。
(3)中国への過信&誤解
 中国事情や書籍を理解して、現在の中国Bizに自信を持ちすぎて判断を誤った。史記や三国志 等を良く読んで理解していても、21世紀の中国Biz事情や状況と大きく相違したと理解していない。逆に、無理な要求・注文を出して足を引っ張っていた。
 例えるならば、奥の細道や源氏物語に専門家でも、現代21世紀:日本のBizに対応できるはずがない。トップが過信した法人ほど、損害金額が大きく膨らんでいました。
 以上のような状況ですので、失敗の主な原因は「日本本社:経営者・投資家」側だと明確になっていました。

 それでも、自分の問題意識と判断能力の欠如だと認めたくないのか、中国側に全ての責任を押し付けていました。日本側さえ、通常のBiz能力で判断して事前防止策を採用していたら、かなりの問題を防げていたり、問題を小さな発生に抑えていたりしたと思われます。

 最後に、「中国人に騙された」「 信用していたのに約束と違う」「中国に需要はナイ」 等とは、言訳になります。

OVTAアドバイザー  (F;記)