【2016年10月 上海事情】
ARJとMRJ;リージョナル・ジェット機

 70〜100人乗りのリージョナル飛行機「中国;ARJ翔鳳」と「日本;MRJ」についてです。

 ARJを2008年から8年間も試験飛行を続けて、2016/2月ごろ成都航空が運行開始の予定でしたが、更に、延期して6月下旬に運航開始になりました。中国の飛行機ファンは、何と14年間も待っていました。何故、試験飛行だけで8年間も必要としたのか、どうも主翼の破損に原因があったようです?

 中国;ARJは、MRJをかなり意識してライバル視しています。しかし、ARJは米連邦航空局:FAAと欧州航空安全機関;EASAから、安全性を認証する型式証明が、マダ取れないため欧米での飛行は不可能になっています。故に、中国国内か、新興国でだけしか運航できないので、約300機の注文があっても、ラオス・ミャンマー・インドネシアと中国の地方航空からだけに偏っています。

 「ARJ」関係者は「MRJ」に対して、大変な・強烈なライバル意識を持っていますが、性能差が大きく、世界の有力な航空会社からは、全く相手にされていないとか?

 新幹線の次は、「リージョナル・ジェット機」で小日本に勝つのだ。負けたくない!??

解説:新幹線で最も重要な性能を定時性や安全性よりも、「速度」と勘違いしています。

 MRJは2015/11月から運航試験を開始して、2018年中にANAに引き渡すスケジュールです。でも4〜5回目の遅延がありましたので、更に延びかもしれません。

 今後は、約2,500時間の試験飛行を実施して欧米政府の許可を取り、先進国へも販売を計画しています。その機材価格差は約20%〜30%で、機材のPR・アピールは下記になっています。

 ARJに対して、中国人達からのコメントになります。
『中国コメント』

 以上のように皆さん正直です。

 成都航空の運航予定計画では、「成都⇔上海・北京 等」になるようですから中国国内を飛行機で旅行する場合、今後は使用機材も確認する必要があります。

 その一方で、乗客客からはARJについての感想は、
  • 中国匠の精神によって生み出された中国ブランドの航空機
  • リージョナル・ジェットなのに機内は、広々としていて快適
  • 安定性や快適性も抜群
と以上のように高評価でした。
*残念ながら、MRJの開発も予定通りには進まず、大幅に遅れています。
OVTAアドバイザー  (F;記)