【2016年10月 上海事情】
中国式の解説−(3)

 今月は、「多数の中国」を解説します。

(Record−China&Searchingより)
『中国回答;旅行』
      

 旅行サイト「C−trip」がアンケートを実施しました。「中国人観光客の文明・素養・マナー等が、他国人に比べて劣っているか?」との質問に対して、

(微信より)

 更に、対象者をベテランの観光ガイド;数百人にして、同じ質問をしました。

 ⇒そのとおり。嘗て日本人もそうでした。但し、「一部の中国人」が多過ぎます

『中国 宴会』

 中国で宴会をすると、必ずと言って良いほど、食事が終わった後、テーブル上に料理が山のように残っています。もう食べられない、余らせる程、大量に料理を注文するのが、招待客達を満足させたとの証拠になっています。

 これが日本式の宴会では、参加者の人数や食事の状況を見ながら、料理を大量に残さないように、不足しないように、又は、少し残る程度に幹事役が注文して行きます。これは宴会幹事の能力『計画性や状況判断力』を試験している、又は見ているのかもしれません。

 会社における、在庫と現在状況の判断、取引先の処理能力等、更に売上予測から仕入・調達して行くのと同じで判断・予測能力を問われる事になります。

 料理の不足や量が過剰に残ると「この幹事者は、状況判断力が、かなり劣っている」と烙印を押されかねません。日系法人では、公私を別けていますが、楽しい宴会が管理職の能力を判断する場所になっているかも? 特に、日本本社の管理職や経営者の宴会は、特に注意が必要で、幹事業を「管理職への昇進試験」とまで思っていれば良いでしょう。

 注意点としては、宴会幹事役になった場合の手順になります。

≪日本料理店での日本式宴会≫

  • (1) 最初に、まずビールを注文します。下戸の人への配慮も重要です
    ⇒冷的 ;何しろ、日本人にはマズ、冷たい「ビール」です
  • (2) 乾杯から開始です
    ⇒随意(中国語では、乾杯とは「一気飲み」になります)
  • (3) サラダと漬物盛合せを注文します
    ⇒最も早く出て来る「つまみ」類になります
     :両方共に嫌いな方は少ないが、念のために確認します
  • (4) やっと、料理をジックリと注文します
  • (5) 参加者の状況「アルコールや料理」を見ながら、追加注文して行きます
    ⇒ここが最重要なポイントになります。絶対に、大量に残さない!

 以上の方法でしたら、失敗の確率は大きく減少します。中国人社員が幹事役を指名されたら、それは昇進・昇給試験だと思い、残念ながら料理を味わう余裕はなくなります。

 ◇嘗て、中国式宴会では、料理を余らして大量に残していましたが、上海の若者達には、やはり、『勿体ない』気持ちになるのでしょう、今では「Take−out」バック・箱が用意されたレストランも多数になって来ました。
『中国偽薬;×3種』

 中国では、どの分野にも偽物や偽者が多数、出現しています。その中でも最も大切な薬品について、専門家からの「偽薬;3種類」を説明してもらいました。

A;無害・無効果な薬
単純に小麦粉を固めて、表面だけを似せて作ったような薬品で、患者には役にも立たないが、害にもならずに、心理的な治療効果しか期待できません。
B;超−強力。
服用したら、直ちに症状が止まり改善するほど強力な薬品ですが、逆に強力過ぎて副作用として新たな症状が出て来るかもしれないのが心配になります。
C;毒薬
患者が服用すれば、するほど、悪影響を与える、症状が深刻化させる薬品です。

 中国の薬品業界からの反省報告を紹介します。

 日本製薬品の多数は、原材料を中国から輸入しているにも関らず、中国人は日本へ薬品を買いに行っています。

日本では、「専門的知識のない人が使う」「使ったら便利だ」等を重視して、消費者の信頼や受け入れを得る事に力を入れています。成分にも、化学物質をできるだけ使わないようにして、副作用の懸念を低減しています。

 ⇒⇒ 薬品なのでモットも重要な点は、『安全性と信頼性』になります。

 中国人観光客が、大量に日本医薬品を購入している理由は、中国薬品業界が、高い付加価値を付けて消費者のニーズを満足させる製品を提供していない上、病院や薬局でも癒着によって仕入が「腐敗現象」になり、低価格と低コストの悪質な競争を招いて、品質を低下させて、中国産薬品に対する信用を大きく失わせています。

『中国医療』

 中国人の多数富裕層は病気になったら、医療サービスを受けるために海外:日本へ行っています。

(捜狐より)

 日本は「長寿大国」なので、「医療水準の高さ」を示すブランドが構築されています。世界的にも医療水準が高く、特にガン治療では、早期発見に関する技術力や医療従事者の能力があり世界最先端の医療水準になっています。

 それでいて、先進国の中では比較的に低い医療費で、一部の手術費用は米国の10%程度ため、医療サービスを受けるために日本へ行きます。

 日本は治安が良く、公共交通機関も発達しているので、医療サービスの合間に観光や買物をするにも都合良く、地理的に中国から近く、食物も安全で、医療従事者も礼儀正しく、快適になっています。故に、医療&観光で最適な国とは「日本」になっています。

OVTAアドバイザー  (F;記)