【財務面の分析】 4.当座比率

当座比率

当座資産の支払能力はどうかをみます。
短期的な負債(買掛金や短期借入金等の流動負債)を換金性の高い当座資産(現金、預金等)で支払えるかどうかを示した指標です。

この比率は、高いほうが良いとされています。

流動比率では、流動資産で支払能力を確認しましたが、流動資産のなかにはすぐに換金化できない原材料、不良在庫も含まれている可能性のある商品や製品といった棚卸資産が含まれています。
そこで、より厳密に支払能力があるのかどうかを換金性の高い当座資産で確認します。
流動比率は高かったのに、当座比率が低い場合には、当座資産の減少がないかどうか、あるいは棚卸資産の増加はないかどうか、確認してみましょう。

当座比率


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