家族経営の落とし穴
メアリー・ジェインは上司を裏切り40万米ドルを横領
MARY JANE BETRAYS THE BOSS AND EMBEZZLES $400,000
Investigation reveals family business’ weaknesses
メアリー・ジェインの会社が授業料を払ってくれたおかげでメアリーは会計学の学位を取得したのち、会社から6年間で40万米ドル以上を横領する方法を学ぶことができた。会社はメアリーが学位を取得してから1年後に不正を発見した。本件における不正調査の調査事項から基礎を学んでほしいと思う。
翻訳協力:木本恵
メアリー・ジェインは他の不正実行者同様、見た目はごく平凡だった。年齢は40歳、中ぐらいの長さの茶色の髪、爪は手入れされていない。ダサい服。メアリーはABC工業で16年間勤めあげた忠実な帳簿係だった。ABC工業は家族経営の小さな会社である。メアリーは19歳のときにトムと結婚し、3人の子供がいた。
しかしメアリーはまったく平凡ではなかったのだ。なぜなら6年間で40万米ドル以上を日常的に盗み取り、横領を隠すために小切手やクレジット・カードの取引明細書を改ざんしていたことを会社が発見したからだ。皮肉なことに、雇い主はメアリーが好き勝手に会社から金を盗めるように、はからずも彼女にお金を払っていた。なんと、メアリーが会計学の教育を受けられるように大学の授業料を会社が負担し、授業を受けている時間を有給扱いにしていたのだ。
メアリーによる資産の不正流用の温床となったのは、過度に複雑な会計システム、職務分離の欠如、監督不行き届きであり、これは家族経営の会社によくある問題である。以下はメアリー・ジェイン、我々の不正調査、小さな会社が「普通の」従業員を信頼した結果、痛手を負い、それにより不正防止の原則を学んだ記録である。
パーティション越しの隣のデスクの人は横領犯 (THE EMBEZZLER IN THE NEXT CUBICLE)
強盗による被害額の平均は1千244万米ドルである。(FBIの「米国の犯罪:Crime in the United States」 http://tinyurl.com/74zm2po より)しかし業務上の不正事件による損失額の中央値は14万米ドルである(日本公認不正検査士協会発行「2012年度版 職業上の不正と濫用に関する国民への報告書グローバル版」 http://www.acfe.jp/books/report/download-library.php)。路上にはびこる恐ろしい犯罪者には前科がある場合が多い。しかし、会社から横領する人物は通常、毎日顔を合わせる人であり、逮捕されたことがない人である。その人は既婚者で子供もいて、大学を卒業しており、有能でいつも仕事ができる印象を与える。最悪なことに、信頼を裏切る人はたいていの場合、最も信頼された長年勤めた社員なのだ。
会社がメアリーの不正を発見した後、3人のCFEから成るわれわれのチームは、証人に面接し、主要な文書を集めたり、犯罪保険の保険金を請求・受け取る支援をしたり、警察と検事に情報を提供したり、数週間にわたって会計・財務管理面での継続的な修復作業を会社のために行なった。(この会社はプライバシーを保護するという条件で本記事を書くことを許諾した。社名と現在および過去の人名は変えてある。メアリー・ジェインの訴訟は係属中の可能性がある。)
危険信号 (RED FLAGS FLYING)
危険信号は「タテ割組織」のなかで見過ごされることが多い。異なる部署の管理者と従業員が怪しい活動を察することは可能であるが、互いにコミュニケーションを取らない場合、不正の疑いを示す全体像は浮かんでこないだろう。それがABC工業で起こったことなのだろう。
この横領の発覚に結びついた状況と危険信号はこうである。最近の厳しい経済環境において、会社は財務的な困難を乗り切るための手を打ち、人員削減をしたり、残った従業員の労働時間を短縮したりした。一人一人の負担が増した。それと同時に、会社オーナーの妻セーラ(仮称)が家族経営のこの会社で再び働くことになり、全ての管理を取り仕切ることになった。
まずセーラは複雑きわまりない会計システムを解き明かすようにメアリー・ジェインに求めたが、メアリーは取り付く島もなかった。多くの社員はメアリーの頑なな態度を目撃した。
社内のIT部門のコメントによると「今から思えば、メアリーは自分の悪事を隠していて、セーラはそれを発見するかもしれない脅威となる存在だった。メアリーは、セーラがコソコソ嗅ぎまわる部外者であるかのような態度をとっていた。会社のオーナーが余計な口出しをする部外者だなんて、笑っちゃうね。」工場長の発言。「メアリーは自分の不在中にオフィスの誰にも帳簿に触れさせなかった。」社内の営業部長の発言。「たくさんの社員がメアリーの態度には手を焼いていた。」購買部長の発言。「メアリーには、自分の不在中にしてほしくないことがいくつかあった。」
従業員やオーナーとの面接から分かったことは、メアリーは頭がよく、働き者である反面、不平不満が多く、イライラしており、批判に対して過敏に反応し、不機嫌であり、業務を他者と共有したがらないことだった。後に判明したが、メアリーは分不相応な暮らしぶりをしており(夫が働けないにもかかわらず新車やプールを所有)、家庭に問題を抱え、不倫をしていた。すべて業務上の不正を示唆する典型的な人物の特徴と危険信号を発する行動である。こうした特長が十分な数だけそろい、それに加えて機会が訪れ、不正行為を正当化できる場合、不正の可能性は高まる。(「不正のトライアングルによるメアリー・ジェインの行動分析」を参照。)
「不正行為者の見分け方5+5では、私が企業のグループに講義をするときにリストアップする人物の特徴と危険信号を発する行動を示している。不正検査士が容疑者に関して各リストから少なくとも5つの特徴を見つけたならば、調査をいっそう進めるべきだということが分かった。」
もしABC工業がこうした赤信号を従業員の行動の中に見つけようとし、不正防止項目を洗い出していれば、メアリーによる損害をいくらかでも防げていただろう。
オーナーの妻は食い下がった (BOSS’ WIFE IS TENACIOUS)
セーラが財務と会計システムに関する情報を要求したものの、メアリーは応じなかった。「何かがおかしい」と感じたセーラは、かなり前に退職した元社内会計士と話し、基本的な財務に関する文書を銀行やクレジット・カード会社から直接手に入れてはどうかというアドバイスを受けた。
会社の取引に関して銀行が提供したクレジット・カードの明細書は、ケーブル・テレビの料金やウエスタン・ユニオンでの現金取引をいくつか示していた。キャンセルされた小口現金の小切手が銀行から提供されたが、同一の小切手番号のコピーや社内の現金支払ファイルに記録されたデータよりも金額が数千米ドル上回っていた。
弁護士は認定された民間調査会社をABC工業に紹介した。私はここで勤務している。我々の仕事は、横領の疑惑を調査して、解決の手がかりとなる社員に面接して、証拠を文書に記録することであった。
小切手とクレジット・カード (CHECKS AND CREDIT CARDS)
資産流用の手段として、小切手の改ざんとクレジット・カードの不正という2つの手段があると考えた。メアリーは、こうした不正を隠蔽するために総勘定元帳を使っていた。さらに小口現金の小切手の金額を社内のレジの金額よりも高くなるように改ざんし、小切手を現金化した。メアリーは個人的な支出を会社のクレジット・カードを使って支払った。クレジット・カードの取引明細から自分の個人的な支出を除外などして改ざんし、さらに取引を隠すために総勘定元帳の資産勘定や前払項目へ計上して、帳簿を締めた。
会計システムの失敗 (ACCOUNTING SYSTEM FAILURE)
会計システムにおける職務分離の欠如が大きな欠陥だった。複数の従業員が1つの法人クレジット・カード番号を使うことが不正行為の温床となった。メアリーの直属の上司は会計の経験と訓練が不足しており、十分に監督することができなかった。
自白を促すための面接 (CONFESSION-SEEKING INTERVIEW)
不正を行う者は、多くの場合無意識に、不正を続けるストレスから心理的に解放されることを望み、後悔の念を表すことがある。たとえ犯罪の結果に向き合うことになっても罪悪感から逃れたいという気持ちの方が強いこともある。不正検査士のテクニックと戦術は自白の可能性に直に影響する。面接のトレーニングと経験に取って代わるものはない。容疑者をタイミングよく誘導し、筋のある話、アドバイス、オープンクエスチョンを使って質問したり、動機を理解したりすることによって信頼関係(ラポール)を築くことにより、被面接者が自白する環境が生まれることが多い。まさにそれが2011年春のある月曜日の朝、ジャック・サンドリン(Jack Sandlin,CFE。民間調査会社の社長)がメアリーを面接したときに起こったのである。メアリーは、自分が調べられているとは思ってもみなかった。我々が調査を始めてからメアリーの最初の面接まで1ヶ月もなかった。
サンドリン氏は、社内ファイルにある小口現金の小切手と銀行から提示された同一番号のキャンセルされた小切手との差異についてメアリーに質問した。小切手番号33921は会社の記録では296.48米ドルとなっていたが、銀行から入手したコピーによると小切手の金額は3,296.48米ドルだった。3,000米ドル多い。メアリーは、小切手はメアリーが支払うべきものであり、自分で裏書したことを認めた。面接のあいだメアリーは3,000米ドルの差異をうまく説明できず、ついに(自分の不正行為が)発覚したことを知った。メアリーが落ち着きを取り戻すために短い休憩をとって、再び録音を開始した。以下が面接の会話記録である。
サンドリン氏 |
「小口現金についてもう一度質問させてください。現金を個人的なことのために流用しましたか?」
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メアリー |
「はい。」
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サンドリン氏 |
「なるほど。いくらですか?どれぐらい長くやってましたか?」
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メアリー |
「たぶん3年。」 |
(証拠資料によると6年以上やっていたことが示唆される。)
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サンドリン氏 |
「分かりました。あなたの他に誰か関わった人はいますか?」
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メアリー |
「いいえ。」
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サンドリン氏 |
「OK。会社のクレジット・カードですが、クレジット・カードの項目の中に、あなたの説明では一部が(資産)勘定であり、一部はあなたの住宅ローンの支払いを含んでいたものがあります。他にどんな種類の支払いを(会社のクレジット・カードで)行っていましたか?」
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メアリー |
「携帯電話と電気代。」 |
(証拠資料によると月200米ドルを超えるケーブル・テレビの料金など他の個人的な出費が会社のクレジット・カードで支払われていた。)
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サンドリン氏 |
「なるほど。オンラインで支払われた(あなたの個人的な)月々の請求書を、実際にチェックして承認サインをした人はいないのですか?」
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メアリー |
「いません。」
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サンドリン氏 |
「分かりました。あとは…小口現金のことですが、架空の取引業者を作り上げていましたか?」
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メアリー |
「いいえ。」
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サンドリン氏 |
「OK。それでは業者への支払いをしていなかったのですね。」
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メアリー |
「していません。」
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サンドリン氏 |
「あなたが作成したもので何かありませんか?実際には業者でないにもかかわらず、会計システムに登録されていて、支払いが行われている会社はありますか?」
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メアリー |
「いいえ。」 |
(メアリーの要請により、オフレコで短い話し合いが行われた。)
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メアリー |
「本当に(申し訳ありません)、言い訳にならないし、十分な弁明も持ってなくて…。言い訳したくないから、話してもしょうがないわね。」
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サンドリン氏 |
「つまり、経済的に苦しかったのですね。」
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メアリー |
「私の夫は … 重い病気なんです。どうしたらいいのか分かりませんでした。また(会社のオーナー)に相談して援助してもらえばよかったんでしょうけれども、本当に、本当にごめんなさい。償うためなら何でもしますから。他の誰もかかわっていません。私がしました。これを始めたとき思ったんですけど、誰だってそう思うと思うんですけど、ちょっと(とった)だけで、後で穴埋めできるって。それが続いたのです。他に説明のしようがありません。本当に、本当に申し訳ありませんでした。 |
年上の管理者との不倫 (AFFAIR WITH AN OLDER MANAGER)
社員の情報によると、メアリーは横領しているときに、別の部署の管理者であるロバートと不倫していたらしい。ロバートはメアリーより14歳も年上だった。ロバートは小切手にサインする権限も持っていた。以下は面接の一部。
調査官 |
「いいですか。この(小口現金小切手)は誰がサインしたのですか?」
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メアリー |
「ロバートです。」
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調査官 |
「なるほど。それではなぜロバートは2,349.50米ドルのチェックを小口現金のためにサインしたりするのですか?」
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メアリー |
「えーと、たぶんときどき私がロバートに小切手を渡して、ロバートは金額を記入する項目を空欄に残したまま何枚か余分に小切手にサインするからです。」
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調査官 |
「前もって、ですか?」
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メアリー |
「ええ。」
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調査官 |
「つまり、小切手の承認が必要なときに、ロバートが不在でも対応できるよう空欄の小切手にサインしておく、ということですか?」
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メアリー |
「そうよ。」 |
(メアリーはロバートがこの犯罪に加担していないと述べた。我々は後にロバートと面接したが、ロバートはメアリーの不正を知らなかったと述べた。それを覆す証拠はなかったが、ロバートが情報の全部を明かしていない可能性はある。)
メアリーは退出するように指示された。 (MARY JANE IS SHOWN THE DOOR)
(ここでABC工業のオーナーが面接に加わった。)
会社オーナー |
(書面を読み上げる) 「あなたは即刻ABC工業株式会社から立ち退き、戻ることは許されません。あなたがコンピューターのプログラムやネットワークにアクセスしたり使用することは許されません。それはABC工業株式会社が使用するメール・アカウントやあなたがABC工業株式会社の就業中に使ったメール・アカウントを含みます。できるだけ早く、あなたの私物を送ってあげます。」
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メアリー |
「分かりました。」
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サンドリン氏 |
「よろしい。これから部屋で待機している男性に来てもらって、あなたの職場まで同行します。あなたのバッグがあるなら、この男性がそのバッグを取ってあげます。あなたの職場にある他の全てのものは、写真を撮られ、リストに記載され、私物と判断されたものは箱詰めされてあなたの自宅へ送られます。騒ぎ立てたくありませんので、たった今読み上げた内容にしたがって、あなたがどの社員とも接触しないように、お願いします。もしあなたが会社の敷地や関係者の自宅のあたりなどに戻ってきた場合、それは犯罪行為となりますので、うっかりして、そのような状況になるような行為をしないでください。そのために、この文章を読み上げているのです。分かりましたか?」
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メアリー |
「分かりました。」
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サンドリン氏 |
「他に何かありますか?」
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メアリー |
「私はこのあと、どうなるのでしょう?」
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サンドリン氏 |
「それは私が決めることではありません。私たちは情報を収集して会社に提出します。そして会社がこれからどう進めたいのかを決定します。警察が関与する可能性もあります。あるいは民事訴訟になる可能性もあります。あなたの方がよくご存知だとは思いますが、やはり金額が大きいですからね。我々が行ったこの面接のことと、あなたに償う意思のあることを警察官に伝えます。」
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メアリー |
「償います。何でもします。」
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サンドリン氏 |
「何も約束することはできません。誰もあなたに何かを約束することはできません。」 |
警備員がメアリーを建物の外まで同行した。我々はメアリーのコンピューターを確保して、コンピューター・フォレンジックの専門家がハード・ドライブをミラーリングした。CFEで構成される我々チームは疑わしい特定の勘定を監査して、その他の勘定も検査した。他の勘定には不正行為は見られなかった。
メアリーの行為を不正のトライアングルで分析する
(ANALYZING MARY JANE’S BEHAVIOR WITH THE FRAUD TRIANGLE)
メアリー・ジェインの行動をドナルド・クレッシー博士(Dr. Donald Cressey)の不正のトライアングルで精査することができる。
経済的困窮: |
不正行為者は、個人的な経済問題が合法的な手段で解決できないと判断する。えてしてこれが犯罪の最初の動機となる。このケースではメアリーの夫の病気と不倫が要因として挙げられる。
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機会: |
不正行為者は、自分の経済問題を解決する方法は、暴露するリスクが最小限 であるとみなす。メアリーは、ABC工業の過度に複雑な会計システムに精通する訓練された会計士であった。内部統制は皆無だった。メアリーの上司はほとんど管理していなかった。会社は外部の会計士や監査役を雇わなかった。
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正当化: |
不正行為者は、自分が普通の人間でたまたま困った状況に陥っていると思っている。メアリーは自白の中で、資産の流用の理由が夫の病気であると述べている。 |
修復と明るい未来 (REMEDIATION AND A BRIGHT FUTURE)
チームの一人がABC工業の社内で修復のために非常勤で働き、内部統制を導入するまでの間、臨時の会計士として働くこととなった。またチームは引き続き地元の警察および検察に協力して、手助けをした。ABC工業のキャッシュ・フローは黒字であり、未来は明るいようであった。
メアリー・ジェインは自分の家を売却し、両親の近所に引越し、別の会社で帳簿係として働いているようだった。メアリーが逮捕された記録は見つからず、メアリーはABC工業との間で金銭的な解決策を話し合っているようだった。
面接を行っている期間において、ある女性社員がこう言った。「私は何年もほとんど毎日メアリーと一緒にお昼を食べていたのに、メアリーが私たちの会社からお金を盗んでいたなんて、思いもしなかった。」ABC工業の誰もが裏切られた気がした。しかし従業員のやる気は回復しており、第二のメアリーの出現を食い止めることができるなら、その状態は続くだろう。
本記事の著者として私は、寄稿してくださったチーム・メンバーのジャック・E・サンドリン,CFEとジーン・R・パターソン(Jean R. Patterson),CFE,CPAに感謝します。サンドリン氏は法執行と調査の経験が35年以上あります。当時、サンドリン氏はインディアナポリス市警察に勤務しており、ホワイト・カラー犯罪ユニットを立ち上げ、局長代理でした。
ジャック・E・サンドリン,CFE
米国インディアナ州インディアナポリス市のジャック・サンドリン・アンド・アソシエイツ(Jack Sandline & Accociates)の社長。 |
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ジーン・R・パターソン,CFE,CPA
会計管理と税務において25年以上の経験を有する。当時、小規模事業を専門としており、とくに歯科業界に注力していた。現在は訴訟関連支援業務、業務上不正リスク評価を行っている。 |
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グレッグ・ライト(Greg Wright), CFE, CFP, CLU, ChFC
大手のグローバル・メーカーで財務分析部門および工場経理担当管理者。保険と証券の資格を持ち、30年以上にわたりブローカー兼コンサルタントとして地方自治体や民間企業のために働く。ACFEの中央インディアナ地方分科会(Central Indiana Chapter)の代表。 |
人物の特徴
●知能が高い
●詮索好き
●尊大
●危険を冒したがる
●ルールを破りたがる
●策略家
●働き者
●欲深い
●不平不満が多い
●防衛的
●イライラしている
赤信号となる行為
●不相応な生活
●浪費家
●外部の業者や顧客と異常に親密
●履歴書に嘘を書いた
●法的または経済的な問題
●離婚または家族問題
●不機嫌
●中毒
●休みを取ることを拒否する
●異常な勤務スケジュール
●業務を分担したがらない
●部下を脅す
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