（２０１４年１２月）
会計事務所はクラウド会計をどうとらえているのか？
「２０１５会計事務所の経営白書」プレアンケート
２０１５年１月２２日（木）に「２０１５会計事務所の経営白書」が発行される。毎年、会計事務所経営にまつわる１００種類以上の統計、アンケート調査を分析・掲載している同「白書」は、多くの先生から高い評価をいただいている。
今回は、発売間近の「２０１５会計事務所の経営白書」に収録予定の統計から、「クラウド会計」についてのアンケート調査を先立ってお届けする。
導入するか否かではなく「いつ導入するか」
クラウド会計が今後普及していくのは間違いない、そう感じているとの答えが圧倒的。
クライアントに今後広く使われていくとなれば対応するべきだが、いつ、どうやって導入すればいいのか分からないと頭を悩ませている姿が見えてくる。
紙からデータへ クラウド導入でペーパーレス
答えからはペーパーレスの推進とクラウドサーバー経由での顧問先とのコミュニケーションなど、クラウドの特性を活かした業務の改善に期待が寄せられているのが分かる。
次世代の会計事務所経営にペーパーレスは欠かせないピースだ。
年商５千万円がひとつの壁 小規模事業者がターゲット
現状、クラウド会計は年商５千万円未満の小規模事業者を中心に提案したいという答えが多い。
一方、１億円以上の年商規模の企業にも提案するという、前向きな回答も２０％以上寄せられており、クラウド会計に対する期待の大きさが見て取れる。
