コンサルタンツ・EYE
『プロジェクトの進め方』 部門方針を立てた後、プロジェクト形式で業務改善をする場合は多いが、途中でプロジェクトが頓挫してしまうことも少なくない。そういったケースは、プロセスのステップを踏み外していることが多い。プロセスは次の5段階で進めていく。 <1段階:事前準備> 目的や責任体制を明確にして、プロジェクト発足の準備をする。 <2段階:キックオフ> 全メンバーが揃い、責任者が決意表明することが重要である。 <3段階:計画> ここからがプロジェクト推進の本番である。現状認識で問題を共有し、有効で実現性があるかという視点で対策を立て、「なりたい姿」を目指していく。 <4段階:実施> プロジェクトリーダーの最も重要な仕事であり、押さえておくべきポイントは2点ある。
<5段階:定着化> プロジェクトは、新しい改善策を実施して終わりではない。新しい仕組みが職場に定着し、自然とPDCAサイクルが回る状態になって一つのプロジェクトが定着したといえる。定着化をはかるためには、次の2点が重要になる。
以上のステップを繰り返すことで場当たり的なものでなく、改善の善循環が部門に浸透し、ひいては会社を横断する強固なプロジェクトになっていくのである。
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