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520.InterKX減価償却
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減価償却 平成29年度償却資産申告の確認事項について
発売予定


償却資産(固定資産税)申告を行う場合の確認事項等についてご連絡いたします。
なお、このたびの改正に伴うシステムのバージョンアップはございません。

1.中小企業等の固定資産税の軽減措置(平成28年度税制改正)について

平成29年1月の償却資産申告から関係する税制改正です。

◆改正内容の概要
中小企業者等が平成28年7月1日以降に取得した一定の機械装置(※)について、
固定資産税(償却資産税)が3年度分、2分の1に軽減されます。
  一定の機械装置(※)・・・次の条件に該当する機械装置
  ・取得価額が1台160万円以上(新品取得)
  ・販売開始から10年以内
  ・旧モデル比で生産性が年平均1%以上向上
なお、本特例を適用するには、経営力向上計画を策定し、国の認定を受ける必要があります。

◆システムでの設定方法
軽減措置適用期間中の該当資産は、償却資産設定画面(資産登録画面の[償却資産設定])で
「課税標準の特例率」に「1/2」と設定します。
(「課税標準の特例率」の設定値は、翌期更新で繰越されます)




2.【電子申告】 減価償却 Ver.15.0用電子申告プログラム(Ver.15.0.e1)の再公開について

電子申告を行う場合、減価償却システムの電子申告対応版プログラムは、今年の1月に公開しました
Ver.15.0.e1を使用してください。
マイページの電子申告プログラムVer.15.0.e1は、電子申告プログラム本体の改版対応版と一緒に、
平成29年1月5日(木)に公開します。


3.【電子申告】 償却資産申告書項目設定での電子申告用コード設定について

電子申告を行う場合は、償却資産申告書項目設定([導入]→[償却資産申告書項目設定])で、
提出地区ごとに「提出先市町村コード」「提出先区・市町村コード」を設定する必要があります
(電子申告を行わない場合は、設定の必要はありません)。

◆宮城県富谷市に申告(電子申告)する場合
平成28年10月の市制施行により、宮城県黒川郡富谷町は富谷市になりましたが、
償却資産申告書項目設定の電子申告用コードの選択肢には、富谷市は表示されません。
宮城県富谷市に申告(電子申告)する場合は、直接該当コードを入力してください。
[導入]→[償却資産申告書項目設定]

4.【減価償却R4 Ver.16.2】 税務代理権限証書について

今年1月の償却資産申告から個人番号・法人番号の記載が必要になり、ほとんどの提出先市町村において
税理士が個人の申告書を紙で提出する際に、税務代理権限証書などの代理権確認書類の提出が義務付け
られましたが、本システムでは対応しません。
12月8日公開の減価償却R4 Ver.16.2では、償却資産申告書への添付を目的とした地方税用の税務代理
権限証書に対応しました。提出先(償却資産申告書の提出地区)ごとに出力することができます。 ■コンバートプログラムの対応について
減価償却R4 Ver.16.2へのコンバートは、R4コンバーター Ver.3.70(11/30公開済)より対応しています。
減価償却R4 Ver.16.2へコンバートできるデータの対象は、旧製品の次のバージョンで作成したデータです。
  減価償却:Ver.14.0、Ver.14.1、Ver.14.2、Ver.15.0

なお、コンバートは、Ver.16.1のデータ形式で行われます。
したがって、Ver.16.2でコンバートを実行した場合は、コンバート後に減価償却R4で該当データを選択した
ときに、最初にVer.16.2用データへの旧データ変換処理が実行されます。