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 人事考課

人事考課の意義

 中小企業においては、人事考課制度が整備されておらず、「経営者や上司が社員の仕事ぶりをみて主観的に評価を行い、それにより処遇を決定する」という方法をとる会社も少なくないでしょう。しかし、このような評価は社員に不公平感を与える可能性があります。また、評価を上げるためにはどのようにしたらいいのかが不明確で社員のやる気を損なう場合もあります。
 人事考課制度を導入することで評価のきちんとしたものさしができ、より公平な評価を行うことができます。またなぜそのような結果になったのか、どうしたら評価が上がるのかを論理的に説明することもでき、能力開発の方向性が明確になります。

評価のものさしの役割を果たすのが『人事考課基準』で、人事考課基準を含め正当な評価を行うためのしくみが『人事考課制度』です。


>> 1.導入のポイント
  ・期待する人材像を反映させる
・開かれた人事考課を目指す
・結果をフィードバックする
・人事諸制度との関連付けを行う(図)
・考課者に対する訓練を行う
>> 2.やる気を出させる施策
  ・能力主義の強化
・自主性を求める
・社内制度の流動化・融通性について
>> 3.新人事制度
  社員のやる気を出させる、新人事制度の紹介
・年俸制
・チャレンジ制度
・人材登録制度
・中間総合職と一般職
・管理職任期制度
・自己評価システム
・裁量労働時間制
・分社制度
・社内公募制
・自己申告制度
>> 4.労務管理の重要性
  人事管理の現状・問題点と労務管理の重要性。
>> 5.人事管理の基本
  人事管理の基本  −適材適所−
>> 6.能力開発
  ・O.J.T    ・Off.J.T    ・自己啓発
>> 7.これから
  ・これからの企業を支える人事管理
>> 8.能力主義人事制度
  ・能力主義の人事制度
・導入・運用の留意点