【ポイント】
(1)会計ソフトなら瞬時に会社の経営状況がリアルタイムで掴める。
(2)会計ソフトなら最初の仕訳入力を間違えなければ、正確な集計が可能。
(3)会計ソフトならデータ分析等が自分で出来る。
(4)会計ソフトを選ぶなら顧問税理士と相談しよう。
●使いこなすには知識が必要!
パソコン会計なら自社で決算まで可能となり、日々入力すればリアルタイムで会社の経営状況を正確に掴めます。複式簿記ですから、最初の仕訳入力さえ間違えなければ、正確で迅速に日次決算まで可能となります。会計ソフトの選び方は、顧問の会計事務所に相談されることをお勧めします。簡単になったとはいえ、パソコンの操作・複式簿記の知識が必要です。担当者が退職して会計ソフトを使える人がいなくなったということを良く聞きます。顧問の会計事務所のお勧めソフトなら経理が退職しても問題ありません。
また、会計事務所に帳簿作成を依頼することも一考です。小さい会社で専門の経理を雇用することが困難な場合は、会計事務所で記帳代行をすることも経理の合理化になります。
経理のための資料には以下のものがあります。
(1)現金出納帳
(2)預金通帳
(3)売上伝票・請求書控
(4)仕入伝票・請求書
(5)場合により見積・納品書
(6)領収書
(7)借入金返済表
(8)給与台帳
(9)賃貸契約書
●間違えやすい取引
(1)給料を支払ったときの所得税等の処理
借方
役員報酬 /
給与手当 |
預金等
預り金【所得税】
預り金【住民税】
預り金【社会保険料】 |
(2)売掛金の入金
預金等 / 売掛金【得意先補助科目】
(3)自動車等の固定資産を売却した場合
預金等 / |
車両固定資産売却益 又は 固定資産売却損 |
(4)減価償却費の計上
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