経営支援徒然帖

まず時間の不足を解消しましょう!

(16/07/07)

 パーキンソンの法則によれば「時間は与えれば与えるほど肥大化し生産性は低下する」と言われております。特に経済の豊かさや経営面からの達成を求めるときは、限りないスピード達成が要求されることから、人も企業も常に時間との戦いになり「時間の不足」が慢性化し、目標達成どころか焦りから自分を嫌いになったり、人格さえも否定してしまう要素をもった重要な課題と言われております。

 時間が不足すると、人は、

  1. イライラする
  2. 急ぐものから手がけるようになる
  3. 指示待ち族になる
  4. 無気力になりリピート作業に終始する
  5. 成すべき重要課題に関心を持たず言い訳が多くなる
といった現象が強まり目標行動から離れる傾向となります。

 時間のコントロールはスピード時代であるからこそ極めて重要な能力といえます。

 ”人生は時間によって創られている”、正に時間というBOXに何を入れるのかによって人生も企業も創造されるのに”時間不足でイライラ”では達成は遠いものになってしまいます。