経営支援徒然帖

瞬時に儲かる会社を見分ける方法
(15/11/09)

 毎月いくつかの会社を訪問していますが、訪問中「やはりこの会社は儲かるはずだな」「やはり儲からないはずだな」と思うことが多々あります。(現に財務諸表上にも表れています)

 まず、お客さんが来社した時に社員さんが挨拶していること(入口から会議室までの建物の構造上の問題はありますが)。共有物の保管場所の場所と作業動線がおかしくないこと。また共有物がちゃんと決められた場所に整理されて収納されていること。お手洗いが清潔に保たれていること(特にトイレットペーパー等の欠品にちゃんと備えていること)。給湯室が衛生的で整理されていること。

 会議室の机椅子がいわゆる応接セットでないこと(応接セット自体がいけないのではなく、使いづらいと感じているにも関わらず、もったいないというだけで使っているという状況の場合に問題あり)があげられます。

 それぞれ個別に理由はあるのですが、これらができていることは、共通して「気持ちよくお客さんを迎え入れよう」「スピーディにストレスなく仕事をしよう」「みんなの物もきれいにしよう」という思考が会社に浸透している結果の現れだからです。

 会社がこういう状況であれば、社長がいなくなると態度を変え仕事をしてなくなるということはありません。

 社長さんは一度会社を見渡してはいかがでしょうか。