●今月の特集
赤字企業の特徴に、「経営実態を正確につかんでいない」「経営計画を立てていない」「計画と実績の差異を分析していない」「決算予測をしていない」「資金予測をしていない」等々があります。これに対し『なぜ計画より実績が上回ったのか、下回ったのか』を毎月継続して分析している企業において、赤字に陥ったということは私の知っている限りではありません。 経営とは、問題発見と解決の連続です。予算・実績管理は、問題発見の一つの手段で簡単なことですが、継続することが大事なのです。これを毎月続けていくと、売上、原価、経費の流れがいろいろと見えてきます。この計画と実績の差異分析、決算予想、資金予測を見ながら経営することは、NAVIシステムを使用して目的地に向かうドライブのようなものです。 企業が年度初めに作成した経営計画は、目的地に向かう経路図であり、毎月経営実績を把握する月次決算は自動車の現在地を示すGPS機能とも言えます。毎月定例日にこのNAVIシステムを使用して、目的地への経路から外れていないか、外れていれば復帰ルートを探すなど、様々な意思決定を行う場こそ経営会議や役員会に他なりません。 経営計画は地図、月次決算はGPS機能 ◆毎月定例日に経営会議を開催します
【図4】予想実績資金繰り表 この続きは「CLUE」本誌にて…
1.加算税の種類 加算税には、1.過少申告加算税 2.無申告加算税 3.不納付加算税 4.重加算税 があります。 また、これらに、5、延滞税 6.利子税 を加えたものを附帯税といいます。これらの附帯税は法人税や所得税などの国税に規定されている税金で、法人住民税・事業税や個人住民税・事業税などの地方税についても同様に規定されています。 2.どのような場合に課税されるか 3.加算される税額 4.会社の決算を間違えて税金を少なく支払った場合 不納付加算税が課されない要件(つぎのいずれにも該当する者) この続きは「CLUE」本誌にて…
確定申告の季節ですが、確定申告された方の中に重い税負担に頭を悩ましている人も多いことでしょう。 日本の現行税制は個人の事業所得より、個人事業から会社組織にする法人化が圧倒的に有利な仕組みになっており、さまざまなメリットがあります。 メリット1 法人化すれば個人事業者は給与所得者に変わり、給与所得控除が使えるようになります。 法人化して会社から事業主が給与を受け取るかたちにするだけで、たとえば年収300万円であれば108万円、年収500万円であれば154万円が給与所得控除となり、課税所得を圧縮することが可能です。 メリット2 さらに、役員や従業員として働いている家族に給与を支給することで所得の分散も可能になります。 法人化による税金メリット… この続きは「CLUE」本誌にて… |
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