●今月の特集
税制改正大綱が発表されました。各メディアでも取り上げられていたように、今年の税制改正は「増税一色」といっても過言ではない内容となっています。 「ねじれ国会」の影響で、この改正案について一部修正の可能性も否定はできませんが、取り急ぎ、中小企業の視点でこの改正内容を検討したいと思います。 1.法人税に関する改正ポイント 1)法人実効税率5%下げ 2)青色欠損金の繰越控除制度の見直し 2.企業経営者に関係する改正ポイント 1)相続税は増税 2)贈与税は減税 〜相続時精算課税制度について〜 1)受贈者の範囲に、20歳以上である孫(現行では推定相続人のみ)を追加 2)贈与者の年齢要件を60歳以上(現行では65歳以上)に引下げ 3)給与所得控除の上限設定 4)役員給与等に係る給与所得控除の見直し 5)退職所得課税の見直し 6)成年扶養控除の対象の見直し 3.経営者・経理担当者が知っておきたい税務情報 1)税務調査の事前通知を原則化 2)更正の請求期間の延長(原則5年に統一) 4.消費税の改正 1)消費税の事業者免税点制度の不適用措置 2)消費税95%ルールの厳格化 この続きは「CLUE」本誌にて…
3月と言えば多くの企業が決算を迎え、経営者の方や経理担当者の方は慌ただしい毎日を送っていることと思います。そこで、せっかく苦労して作成した決算書は、その後どう活用されていますか?決算申告が終わって、一安心でそのままになっていませんか? 決算書は会社の健康診断書のようなものです。決算書を見ることにより、会社の良いところや悪いところが見えてくると思います。そこで、今回は決算書のうち貸借対照表と損益計算書について、数ある中の一部ではありますが、基本的な見方やその数字の活用方法についてみていきたいと思います。 (1)貸借対照表・損益計算書とは (2)貸借対照表の見方 (3)損益計算書の見方 (4)貸借対照表・損益計算書の活用 ○短期的な資金繰り ○会社の財務安全性 ○営業債権の回収期間 ○損益分岐点 ○売上に対する主要な経費項目 ○同業他社や前期との比較 この続きは「CLUE」本誌にて…
中小企業の経営者は、好況期には内部留保を厚く、不況期には減収、増益と企業体質を厳しく自己管理をして、家族・従業員及びその家族・取引先の関係を引き受ける倫理と責任をもって難局にあたっていかなければなりません。 それでは、失敗の事例を挙げながら、成功するための能力とは何なのかをあぶり出し、重要ポイントをまとめてみましょう。 1.リーダーとして部下(仲間)から尊敬されていない 2.素直な性格でない 3.傲慢は失敗への道案内 4.気移り方の人 5.金銭感覚が甘いタイプ 6.変化に対応できない頑固型 この続きは「CLUE」本誌にて… |
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