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第93回 売上3,000万円を超えたら考えるべきこと その4

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 今日・明日・あさっての3日間は、ちょっと早いのですが、来年(来期)の予定を考えることにしました。

 私は例年、12月の冬期休暇中に計画を立てることにしているのですが、年末に「あっ、こういうこともやってみたいなあ!」と良い企画を思い付いても、いざ実行するとなると確定申告明けになってしまい、3ヶ月近くも時間を損していました。

 そこで、今年は反省して早めてみました。

 どんなプランができるか今から楽しみです。

 それでは、今回も元気に行ってみましょう。


■売上3,000万円を超えたら考えるべきこと その4

 前回は「その3.早くから営業マインドを醸成する」について書きました。

 今回は「人材採用は先行投資で」について書いてみたいと思います。

※5,000万円を超えた方向けには、次のシリーズで書きたいと思います。

 仕事柄、日々、多くの先生にお目にかかりますが、よく聞かれるのが、「大谷さん、職員はどのタイミングで採ったら良いのですかね?

 早く採っても人件費負担が増えるし、かと言って、募集してもすぐには来ないし・・・」みなさまの事務所はいかがですか?

 特に最近は、採用しにくい環境になっていますから、余計に判断に迷いますよね。

 ただ、個々の事情は全く無視して、結論を先に申しますと、「常に先行採用で、イメージ的には4人分の仕事を5人で分け合うような感覚で回して行くのが理想」と言えるでしょう。

 なぜならば、それをしないと、
 1.職員が辞めた・辞めると言い出した
 2.慌てて募集をかける
 3.なかなか応募はないが、それでも何人かは来た
 4.そこで期限は迫っているので、中でも良さそうな人を採用する
 5.でも、実際に使ってみたら駄目だった
 6.結果、辞めさせてしまった、あるいは本人が辞めた
 7.再び募集を開始する
 (以下、同じことの繰り返し)
という悪循環に陥るからです。

 前々回のメルマガにも書きましたが、切羽詰まってから何かをしても、良い結果が出ることはほとんどありません。

 もちろん、工業製品をお金を出して買うような話なら、発注すれば、ある一定品質のものが手に入りますから話は別ですが、人となるとはそうは行きませんからね。

 ですから、早目はやめに募集をかけて、「良い人がいたら採っておく、いなかったら採用しない」という感覚で、採用活動は継続的に行うしかないでしょう。

 実際、億を超えて伸びている事務所は100%、先行投資しています。

 常にストレッチしながら進みたいものです。