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第71回 税理士であることが邪魔になる時代

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 今年もいよいよ、最終月になってしまいました。早いものです。

 今年は、10数年ぶりに、珍しく大河ドラマを見ているのですが、毎週、日曜日になると、「えっ、もう今日は官兵衛の日?」みたいな状態が続いており、1週間の速さに驚かされます。

 こうも簡単に1週間が終わったら、1年が経つのも早いですよね。残り一か月、悔いのないように頑張りましょう。


■税理士であることが邪魔になる時代

 覚えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、当レポートの第60回(6月15日掲載)に「税理士の〇〇です」と言ったとたんに他の税理士と横並びになるという内容を書きました。

 ご覧いただいていない方はこちらをご覧ください。→第60回

 先日、ある若手の税理士さんとお目にかかりました。その方と名刺交換をさせていただいた際に、名刺が「コンサルティング会社」の名刺で、肩書きが、「代表取締役 税理士」となっていたので、その方に「何で税理士事務所の名刺でなく、コンサル会社の名刺なのですか?」と尋ねましたら、「〇〇税理士事務所」の名刺を出すと受注する際の金額が「税理士相場」になってしまって、安くなってしまうので「〇〇税理士事務所」の名刺は使わないのです。

と話されていました。

 私は以前からそういう感覚だったので、別に驚きはしませんでしたが、「聡明な方はきちんとわかっているんだなあ」と感銘を受けました。

 私はみなさんに「税理士」という資格が必要ないとか、価値がないということを申し上げている訳ではありません。

 ただ、「申告や記帳代行」といった誰がやっても同じ業務 ≒ 代行業務の価値が、どんどん低下している以上、未だに「申告や記帳代行」を価値と思いこんでいる“その他大勢の税理士事務所”と一緒にされて、価値あるみなさんが一緒に扱われる必要はないのではないか? と思っているだけです。

 そして、一緒にされたくなければ、自らの事務所にエッジを立て、異なる切り口で、異なるトークで、価値を認めてくれる顧客に切り込んで行く、ということが必要なのではないか? ということです。

 弊社の会員様やご支援先様は既にご存知ですが、弊社で行っている「ブランド事務所実現コンサルティング(TM)」は、上記のような考え方に基づいて、普通の事務所をエッジの効いた事務所に変貌させるお手伝いをさせていただいております。

 既に、

・通常の月額顧問料に、+5万円/月でコンサル業務の追加受注に成功、
新規の企業から、コンサル業務を150万円/年を受注後、税理士切り替えで、税務も150万円/年で受注に成功

などなど、高単価・高付加価値業務の受注に成功しております。

 私は以前から、自らの価値を高める努力をし、その価値を「価値あるものとして伝えることができれば」プロフェッショナルサービスを提供するみなさまの周りには多くのマーケットが眠っているとお伝えしています。

 是非、明るい希望を持って頑張りたいものです。